with PROOF -1st- (ページ27)

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Ab「えっ？精霊使いってもういないんじゃ、、、。」
Sk「いるいる！ここに！」
Ab「でも、文献では、、、。」
Sk「文献？もーむずかしいこと考えないでよー。」

サクマは「終わり！」というと、床一面にあった花はきれいさっぱりとなくなった。
これは、魔法なのか？
俺にはやはり全く分からなかった。

My「サクマはこの村でも特殊。本来なら俺たち隠してる。」
Nb「隠してる？」
My「そ。彼は俺たちの崇めてるホビット族の末裔だからね。」
Ab「へっ！？」
Sk「そうだよ！」

にこっとサクマはアベに笑いかける。
おいおい、また意味の分からない単語が、、、。

Fk「え、お前ホビット族の家系なの？」
Nb「え、ふっかわかるの？」
Fk「あぁ、俺の家系とホビット族はなんらかの関係があったらしいから、、、。」
Nb「ふっかの家族なに者、、、？」
Sk「ほぇー。そうなんだ！」

完全に置いてかれてる、、、。
おれ、、、。

Ab「ホビット族、、、精霊使い、、、。サクマは魔力が強いのか、、、。」
My「まぁ、そういうことだね。サクマ昔は全くコントロールできなかったんだ、、、。でもミヤ、、、あ。」

ミヤタさんは口を手で覆う。
その言葉に反応したのはサクマだった。

Sk「本題、、、忘れてた。ねぇ、ミヤタ君、敵方って誰なの？俺を狙ってる人たちって何者？」

みんな食べていた手を止める。
視線は全てミヤタさんに集まった。
しかしミヤタさんは口を紡ぐ。

Sk「なんで言ってくれないんです？」
My「言ったらサクマ行くでしょ？」
Sk「行きます。俺が助けに行かないと。」
My「だから言えないんだよ。」

ミヤタさんは焦りながらそっぽを向く。
それに対してサクマは真剣に見つめていた。
次に口を開いたのは意外な人物だった。

Dt「ロクマルファですか？」

その単語にサクマもミヤタさんもそれ以外も全員が振り向いた。
反応的に間違いなさそう、、、。

Sk「、、、。」
My「ミヤケ君以外にも数人獣使いが向こうに行ってしまった。しかし、誰1人として帰ってこないんだ。変わったことを言えば、温厚なモンスターが暴れることが増えた、、、かな。」

繋がった、、、。
俺はそんな気がした。
国王から頼まれたあの事件とこの村は確実に繋がっている。
間違いない。

Ab「獣使い、、、モンスターが暴れている、、、絶対つながってる。」

アベもそう思ったようだ。
すると、横から手が上がった。
俺たちはその方向を一斉にむく。

Fk「、、、仮説言っていい？」