７９話 ページ35
岩本side
皆と別れ、俺はパーキングを探す。
岩「あ、あいてる。」
都内だと普段なかなかあいていないが今日は比較的空いている。
すぐ駐車場が見つかり車を止めた。
岩「さ、どうしようか、、、。」
俺はチカラが無い。
合流しても足手まといになるだけであろう。
寝て待っていようかな。
俺は座席を倒し、横になった。
ガッシャァァン
キャァァァア！！
岩「ん？」
遠くの方で大きい音と叫び声が聞こえた。
女の子の声、、、
俺は窓から様子を確認する。
岩「なっんだこれ！！」
遠くと思っていたが思ったより近くで車が横転している。
窓の防音機能が働いたのか、、、。
目をこらして見ていると横転している車の向こうで泣いている女の子が見えた。
岩「、、、ッ。」
ほっとくことができなかった。
あの子ここにいたら危ない、、、あの子ぐらいなら担いでここへこれる。
あそこより、ここのほうが安全だろう。
バンッ
ドアを開ける。
俺はその子の元へ走りだした。
岩「大丈夫？ここ危ないから、あっち行こう。」
『でもッ、、、お母さんが！！』
岩「お母さん？」
『あ、あの人、、、あの人がッ！！」
女の子が指さしている方向を見る。
その先に男が見えた。
男は声に反応したのかこちらを振り返った。
岩「やばい、、、。」
「君、、、どうしたの？あれ、、、どっかで見たことが、、、あぁ！！」
男が俺に向かってだんだんと近づいてくる。
俺は女の子を自分の後に隠した。
岩「なんだよ、、、何したいんだよ、、、。」
男の後ろからもう1人顔を出す。
まじか、、、ひとりじゃないのか、、、。
「あ！！こいつこの写真のひとだよ！！」
「じゃ、命令通りすればいいんだね。」
岩「命令、、、？」
急に嫌な予感が襲う。俺たちはだんだん後にさがった。
プルルルッ
岩「康二、、、？」
俺の携帯が鳴り響く。
まずい、、、。
ふとさっきの危険な機械の話を思い出す。
康二に被害が出るかもしれない、、、。
岩「来たらだめだ！！」
「あっれ、電話なんかしてるよ！」
「甘く見られてるね俺たちー。やっちゃおうよ！」
、、、。
俺は身構える。
「、、、こいつ能力者の感じしなーい。」
「ラッキーじゃん。」
ばれた、、、。
どういうことだ、、、。
「じゃ、いきますかーっ！！」
目の前の男達は俺ににやりと笑った。
背筋が凍る。
男は俺に手を向けた。
ドカァアァァァァン
自分の体が浮かぶ。
そこから俺の意識はなくなった。
『おにいちゃぁぁん！！』
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あふれ(プロフ) - 無限大さん» ありがとうございます！なるほどです！案に入れさせていただきます！ (2020年4月12日 20時) (
レス) id: 0f517c7467 (このIDを非表示/違反報告)
無限大(プロフ) - �△稜塾老呂播亙佞気鵐瓮ぅ鵑力辰�見たいです。 (2020年4月11日 23時) (レス) id: bc3834538d (このIDを非表示/違反報告)
あふれ(プロフ) - おふトトさん» 見てくださりありがとうございます！嬉しいです(^^)了解しました！案にいれさせていただきます！ (2020年4月11日 23時) (レス) id: 0f517c7467 (このIDを非表示/違反報告)
あふれ(プロフ) - のんさん» コメントありがとうございます！なるほど！案にいれさせていただきます！！ (2020年4月11日 23時) (レス) id: 0f517c7467 (このIDを非表示/違反報告)
おふトト(プロフ) - この先どうなるのだろうとワクワクしながら、更新されるのを楽しみにしています。募集の件ですが、絆系で宮舘さんメインのお話が読みたいです。渡辺さんを中心に支えてあげる優しいグループの様子が見たいです。これからも応援しています。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 06291dc0b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あふれ | 作成日時：2020年3月23日 1時
