６９話 ページ25
深澤side
阿「ジャニーズJr.に入る前、俺と佐久間は研究所にいたんだ。」
佐「え、、、。」
阿「そうなんだ、佐久間と俺が捕まったのは必然。多分、めめはチカラを持つ者特有の症状がみんなより断然早く出たから伊藤は利用したんだと思う。」
M「なるほどな。」
驚く佐久間と納得するM。
その前で阿部ちゃんは手が震えていた。
多分この状態は俺にしか見えていない。
俺は静かに背中をさすった。
阿「、、、僕は生まれつきチカラを持っていた。物心つく頃にはチカラのことを把握していて、隠しながら生きてきた。親は早くに亡くして施設にいた。でも7歳のときのある夕方、怪我してる僕より小さい子を見つけてその子にチカラをつかったの。無事その子は治って笑顔でかえって行ったけど、僕はその時研究者の1人に見つかった。もしかしたらもう見定められていたのかもね、、、。そしてそのまま研究所に幽閉された。後から計算したら3年そこにいたらしい。その3年の中で僕は佐久間に出会った。」
渡「3年、、、。」
佐「俺の中から消えた記憶、、、。」
佐久間は眉間にしわを寄せる。
しかし数秒後ため息をついていた。
阿「佐久間のこと、僕は全てを知ってる訳じゃないけど、、、ッ！」
阿部ちゃんは言葉が詰まる。
再び、背中をさする。
阿「佐久間は、、、物心ついたときには研究所にいたらしい。というのも、人身売買で見定められてそこにいた。当の本人は研究所が家だって言い切っていた。佐久間のチカラはね、実験で生まれたものなんだ。研究所では日々人体実験。子供だったからよくわからなかったけど、ただ地獄の日々だった。佐久間のチカラはその実験確立したんだと思う。僕の血を使った薬とか投与されてたのかも、、、ね。」
向「人体実験なんて違法こえてるやん、、、。」
阿「だよね、、、。その地獄の日々で唯一幸せだったのが佐久間との時間だった。研究所に入って半年たったあたりに佐久間と同室になったんだ。佐久間は何にも知らなくて、僕が外の世界を教えてた。まぁ、それを続けてたら2人とも出たいって本気で考えるようになって、、、」
佐「、、、だっしゅ、、、つ、、、。」
頭を抱えながら阿部ちゃんの話を聞いていた佐久間が急に言葉を発する。
阿部ちゃんほその光景に目を丸くしていた。
佐「思い出した、、、。あのとき脱出したんだ。阿部ちゃんと、、、。阿部ちゃんの話をに聞いている内に自分について問うようになって、、、。」
佐久間の目から涙がこぼれていた。
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あふれ(プロフ) - 無限大さん» ありがとうございます！なるほどです！案に入れさせていただきます！ (2020年4月12日 20時) (
レス) id: 0f517c7467 (このIDを非表示/違反報告)
無限大(プロフ) - �△稜塾老呂播亙佞気鵐瓮ぅ鵑力辰�見たいです。 (2020年4月11日 23時) (レス) id: bc3834538d (このIDを非表示/違反報告)
あふれ(プロフ) - おふトトさん» 見てくださりありがとうございます！嬉しいです(^^)了解しました！案にいれさせていただきます！ (2020年4月11日 23時) (レス) id: 0f517c7467 (このIDを非表示/違反報告)
あふれ(プロフ) - のんさん» コメントありがとうございます！なるほど！案にいれさせていただきます！！ (2020年4月11日 23時) (レス) id: 0f517c7467 (このIDを非表示/違反報告)
おふトト(プロフ) - この先どうなるのだろうとワクワクしながら、更新されるのを楽しみにしています。募集の件ですが、絆系で宮舘さんメインのお話が読みたいです。渡辺さんを中心に支えてあげる優しいグループの様子が見たいです。これからも応援しています。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 06291dc0b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あふれ | 作成日時：2020年3月23日 1時
