５８話 ページ14
佐久間side
佐「ねぇ、、、なんか臭くない？」
向「ん？なんも匂わへんよ？」
急にかおり始めた何かが燃えるそんな匂い。
こげくさいその匂いに俺は顔をしかめる。
M「どっかでなにかあったのかもしれないな。」
佐「、、、近くなってる。だんだん。」
一歩一歩進めるごとにそれは強くなっていく。
どっかで火事でも起こってるんじゃ、、、。
向「なんも匂わんけどなぁ、、、。」
阿「佐久間、鼻いいみたいなんだよ。なんか。」
向「へぇ、、、。」
佐「、、、あっちだ！」
匂う先が俺らの目指す所なのかもしれない。
阿「ちょっ！佐久間！」
M「、、、ついてこう。」
向「おっと！まってぇや！」
俺は神経に集中し、匂いの道を辿る。
その道はなんらかの建物に向かっているようだ。
佐「、、、ん？」
阿「どうした？」
俺は足を止める。
匂いの先に違うものがよぎった感じがしたからだ。
生きている匂い、、、。
M「、、、誰か見える。」
Mはゆっくり指をさした。
その向こうに人影が見える。
結構なスピード、、、走っているのか。
阿「僕らに向かってきてない？」
向「敵、、、じゃあらへんよな？」
近づいてくる焦げ臭くはない匂い、、、。
佐「、、、この匂い知ってる。」
なんだか懐かしい匂いだった。
汗の香りが少しあるが、おちつく匂い。
佐「っ！！！」
俺は走って、その人のもとへ向かう。
絶対、知ってる。
この人は絶対敵じゃない。
だんだん距離は近づいてくる。
その人影はやはり俺の大切な存在だった。
佐「ふっか！！！！」
深「っ！？さくま！？」
俺の声に反応した彼は、すぐ名前を呼んでくれた。
間違いない。探していた1人だ。
深「ハァハァハァ、、、。」
俺たちは立ち止まる。
また、後ろからもバタバタと音がした。
阿「ふっか！！！」
向「ふっかさん！」
ドンッ
佐「わっ！」
深「無事でよかった、、、。」
あ、俺今抱きしめられてるんだ。
暖かい温もりが俺を包む。
深「阿部ちゃんも康二も、、、めめもいるじゃん、、、ほんとによかった、、、。」
阿「あ、、、。M、仲間だから！」
M「、、、そうか。」
深「M、、、？」
阿「ちょっと長くなるから、、、後にしよう！、、、ねぇふっか、舘さんは？」
ふっかは神妙な面持ちへと変化した。
そして、涙が溢れ出す。
なにかあったんだ、、、。
深「、、、みんな、舘さん助けてっ！！！」
ふっかは俺たちに叫んだ。
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あふれ(プロフ) - 無限大さん» ありがとうございます！なるほどです！案に入れさせていただきます！ (2020年4月12日 20時) (
レス) id: 0f517c7467 (このIDを非表示/違反報告)
無限大(プロフ) - �△稜塾老呂播亙佞気鵐瓮ぅ鵑力辰�見たいです。 (2020年4月11日 23時) (レス) id: bc3834538d (このIDを非表示/違反報告)
あふれ(プロフ) - おふトトさん» 見てくださりありがとうございます！嬉しいです(^^)了解しました！案にいれさせていただきます！ (2020年4月11日 23時) (レス) id: 0f517c7467 (このIDを非表示/違反報告)
あふれ(プロフ) - のんさん» コメントありがとうございます！なるほど！案にいれさせていただきます！！ (2020年4月11日 23時) (レス) id: 0f517c7467 (このIDを非表示/違反報告)
おふトト(プロフ) - この先どうなるのだろうとワクワクしながら、更新されるのを楽しみにしています。募集の件ですが、絆系で宮舘さんメインのお話が読みたいです。渡辺さんを中心に支えてあげる優しいグループの様子が見たいです。これからも応援しています。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 06291dc0b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あふれ | 作成日時：2020年3月23日 1時
