オブリガード〜虹色の絆〜

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大倉side

自分の部屋に戻ってきた。

ふいにこの部屋を見渡すと
俺がここに来た時のことを思い出した。

忠「あんときの俺、、、無愛想やったよな、、、笑わん、喋らん、、、」


そう、、、俺、、、
今になって言えるけど
極度の人間不信、、、。信じられない。
怖い、、、とかね、、、。


忠「ふうっ、、、」


深呼吸してみた。


ｺﾝｺﾝｯ


忠「ビクッ」

渋「失礼すんでー。大倉ー。」

忠「なんやっ、すばるくんか。」

渋「なんやっってなんやし。」

忠「ふふっ」


今の俺は笑えてるよな？


渋「なぁさっきのことやけど。」

忠「痛み感じやんってやつ？」

渋「そ。あれがあって俺はここにきてん。あの力で雛に出会った。」

忠「同じ。」

渋「そーなんや、、、なぁ大倉、、、この力持ってよかったて思える？」

、、、。
いきづまる、、、

忠「思えるんかな、、、。まぁいろいろあったけど、、、。」

渋「そっか。」

忠「ん。やっぱわからん。」

渋「お前らしいな。」

たわいもない話を
してすばるくんは出てった。

忠「どうなんやろね、、、この力、、、。」


これは俺にとって
一番の難題だ、、、。

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