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小「オレはAが桐山のこと好きなんやと思っとったわ」
なんや似たようなこと誰かにも言われたな
「うーんまぁ顔はそれなりにイケメンやし、好きじゃなかったかって言われたら微妙やけど」
小「せやろ？」
「でも、なんかちゃうねん。恋愛って感じやない」
小「そうなんか、オレの勘違いか」
「せや勘違いや」
とんでもない勘違いしてくれたな、ほんま
心臓飛び出るか思ったわ
小「ほんならこの話してええかな」
「何？」
小「前にな、桐山にも同じようなこと聞いたことあってん
Aのこと好きなん？って
そしたら
『あいつのことは好きやけど、そういう好きやない』
って。
Aは桐山のこと好きやと思ってたから今まで黙っとったけど」
そうやったんや
あれ…？
なんで私ちょっと残念がってるん？
私もさっき望におんなじこと言うたやん
これはあれやな、可愛い子には目がない桐山に恋愛感情もってもらえなかったから
自分に自信なくしただけや
こんだけ仲良うしとるんやから
少しくらい好きになってくれてもええやんな
ほんと薄情な奴やで
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作者名：カモミール | 作成日時：2018年1月7日 18時
