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Shige今度泊りに行ってもええ?
思わず画面を二度見した
お泊りですか？
私らそんな頻繁に遊びにもいっとらんし
もうそんな感じなんか？え？
でもまぁこれでも恋人同士やもんな
断るのも申し訳ない
Aなんや急やね、どないしたの?
Shige今度そっちに行く用事あんねんけど、せっかくやから顔見たいな思って
あーなるほど
Aそうなんか、ええでー
Shigeほんまか!日にち決まったらまた連絡するわ!
携帯の向こうにはきっと
かなりにやけた顔しとる重岡くんがいるのかと思ったら
ちょっとおかしくて笑った
お泊り当日
昼間はお互いに用事を済ませ
夕方に合流した
ファミレスでご飯を食べて並んで歩く帰り道
「前のデートの時もこうやって並んで歩いたなー」
重「せやな、あんときは緊張しまくってどうにかなる思たわ」
「またまたー(笑)」
重「ほんまやで(笑)」
なんて、たわいない話をしていると
重「あのな…」
と口を開いたかと思うと黙ってしまった重岡くん
「何？」
重「えっと…」
「なんや自分はっきりしいや(笑)」
すると
重「手、つないでもええか？」
照れて目線を合わせない重岡くん
なんやほんまこの人は(笑)
「ええに決まっとるやろ」
そう言いながら手を握った
重「うわーあかん、ほんま…」
「ほんま自分照れ屋やな」
重「Aやからや」
自分で言うのもなんやけど
この人はほんまに私のことが好きなんやな
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作者名：カモミール | 作成日時：2018年1月7日 18時
