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それから2,3か月に一回桐山から連絡が来るようになり

LINEでやり取りをして終わることもあれば

あの公園で会って直接話すこともあった



近況の報告をしたり

思い出話に花を咲かせたり



それでも遊びに行くことはなく

ただ話したいことを話すだけの

そんな関係









神「なぁ何してるん?」

「うわっ、なんや神山くんか」

神「驚きすぎやで(笑)」



休み時間に次の時間の予習をしていたら

神山くんに話しかけられた

神山くんとは席が離れてしまい

話しかける勇気がない私は

彼から話しかけられない限りほんとど会話をしない




好きな気持ちだけ膨らんでいく



「古典の予習しとった」

神「次の時間古典か、Aちゃんは真面目やな」

「当たったら困るんやもん」

神「当たっても案外何とかなるで」



そりゃあなたはね(笑)

私は先生に目を付けられたくない(笑)



神「オレも準備せな」

「いってらー」




神山くんはあまり女子とは話さない

だからこうして話しかけてもらえるだけで嬉しいし

少しでも気に入ってくれてたらいいな、なんて

期待してまうのは仕方ないやろ?

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作者名:カモミール | 作成日時:2018年1月7日 18時

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