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そんな神山くんも美術の時間だけは寝ずに授業を受ける
寝るどころが驚異の集中力を発揮する
「神山くんほんま絵上手いな」
神「そんなことあらへんよ
こういうのは描けば描くほど上手くなるねん」
「そうなんか、私は苦手やからな」
神「Aちゃんもいっぱい描けばええ」
実技教科、特に美術は神山くんの得意分野のようで
つくる作品すべてが彼自身の独特の世界を生み出し
私はそれを見るのがとても好きだった
そしてなにより
神「次は灰色やな」
絵を描いているときの神山くんは
子どものように目を輝かせ
他に授業では見れないほどきらきらしている
そんな姿を近くで見ていて
神山くんの魅力にあてられた私が
彼に惚れるのは時間の問題やった
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作者名：カモミール | 作成日時：2018年1月7日 18時
