ごめんね。さよなら…【及川徹】

さんじゅうろく。 ページ37

そう言って、私ははしりだした。









及川の声が聞こえる。








でも、私とは一緒にいたらだめだから。









幸せになってほしいから。









その想いだけで、





それだけを考えて、









走って、走って、走り続けた。




、



、



、



、



、



、



、



、



、



そうして、私の家の前まで来た時に、






さすがにもう着いてきてないかと思って、






ふと来た道を振り返った。




ﾎｯ。





さすがの及川もここまでは来ないよ…ね。





いいんだ、いいんだよこれで、





及川は傷つかずに済むし、







本当は追いかけて欲しかったなんて



言っていい人間じゃないんだから。









もう、本当に忘れよう。


今ならまだいい思い出じゃん。









そう自分に言い聞かせ、



玄関のドアを開けようとしたその時だった。





ｶﾞｼｯ。






『！？』


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またまた更新遅くなって


すみません…。


そろそろクライマックス(？)


ぼちぼち頑張ります(;_;)

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