特殊捜査部隊【BTS】After

After 17 ページ17

声の正体が分からぬまま完全に落ちた









JK「ねぇ」

「んー？」





アレ。グクがいる。
視界の中にグクがいて…
回りの風景はボヤけてる





JK「ヌナってさ」

「うん」





今どんな状態？
ここ…寮のリビング？
カーペットの上で寝転んでて…
隣でグクも寝転んでる






JK「俺と寝たいの？」








は？え？！
何言い出すんだコイツ


イタズラな顔して見てくる…



無視して目を閉じる








JK「こんな近くで寝転んでんのにさ、何とも思わない？ねぇ」




ちょっと…
甘えたような声で喋らないで…
心臓が





JK「こっち見てヌナ」

「何っ…」






近い近い近い近い
ちょっ待ってこれ始まる！？
リビングのど真ん中で始まる！？




JK「もうダメ…。あつい…」






限界なのこっち！！
あついのもこっち！！
エ ロすぎる！！
そんな表情されたらっ



私が襲うわーーーーー！！！！









目が覚めるとそこは仮眠室




「うわっ……うわうわうわっ…」




なんつー夢見てんだ私は！！
自分…恥ずっ

起き上がると同時に頭を抱えて頭グシャグシャ



そして顔がとんでもなく火照って…



「ちょっ…私…ヤバ…。落ち着け」





とんでもない夢見ちまったよ






仮眠室を出てデスクに戻る





昼時で人はいない






デスクに頭を打ち付ける




「うおおおお！！！」





人がいないことを良いことに
叫びながら頭を殴打






JN「A！！何やってんの！」






アルパカいたんかい





JN「まったく！レディが頭でデスクを破壊しようとするなんて！器物損壊罪で捕まりたいの？！」


「デスクより自分の頭を破壊したいんだが」


JN「ああ！こんなに赤くなるまでっ…これアザになるよ！」


「それよりさ、身近な異性とアレやコレやになるような夢とか…見たことある？」







キョトンとするアルパカ







JN「身近な異性に限らず世界中のレディとのセッx…」

「あーはいはいはい。もういい」






聞く奴間違えた






あんな夢見るなんて
よっぽど欲求不満なのか私…





あーー
夢が鮮明すぎて頭から離れん…





「とりあえず飯だ」

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