特殊捜査部隊【BTS】5

JKfile ページ41

映画を見終わった後…



チャニョルさんは






CH「君も…僕と同じなの？」

JK「え…？」








突然よくわからないことを聞かれた








CH「付き合ってるんでしょ？あの子と」






チャニョルさんの視線の先には
ヌナとてつ子の姿







この場合…どっちについて反応すれば？！

設定上はてつ子だけどっ…

俺はヌナがっ…

いや、ヌナとは付き合ってもいないんだけど←落ち着け









CH「てつ子ちゃんだよw」

JK「あ、ああ！はい。付き合ってます」









ん？


僕と同じってどういう意味…








JK「チャニョルさん…彼女いるんですか？」

CH「好きな人なら…」

JK「ま…さ…か……。違いますよね？」

CH「アハハwAだと思った？」

JK「えー…。まぁ…」







チーム全員そう思ってるからね








CH「Aだとしたら君に何か不都合でも？」


JK「いやっ…！別にっ…」









何だか見透かされてる気分になる









CH「不都合じゃないなら…君も僕と同じ人間ということになるね」


JK「……どういう意味…」









次の瞬間…


耳元にささやかれた








CH「だって…てつ子ちゃんは…」

JK「……」

CH「てつお君だもんね？」

JK「！？」








鼻で笑うチャニョルさん








バレていたんだ


最初から


全部









CH「そんな君なら僕のこの気持ち…分かってくれるよね？」


JK「…は？」



CH「僕の愛していた人は…誰かさんのせいで死んだんだ。」









ヤバい


この人の



殺気









CH「もうすぐハロウィンだね〜。」

JK「……」

CH「忙しくなるね？警察は…」









まるで他人事のように笑いながら

俺を見る






アンタも警察だろ…









CH「気をつけなくちゃね…。」









俺はこの時確信した








あの男は







このテロ事件に関わっている









警察を恨んでいるんじゃない









Aヌナだったんだ









この一連のテロ事件は









全部ヌナへの…









そんな事があったなんて知らず



その日の夜は皆でリーダーとビデオ通話なんてしちゃって



ノリで投げキスとかして



ステーキ食べたいななんて









あの人の思いを知ったら


ヌナはどうするんだろう






あのヌナが敬語を使うくらい

尊敬してるんでしょ？





どんな顔…するだろう…

file104→←RMfile

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す