特殊捜査部隊【BTS】5

THfile ページ24

いつものAなら真っ直ぐに
俺の目を見て話してくれるのに





TH「ちゃんと見て！」

「ぶっ！」





Aの顔を手で包み込む…
というか押さえ付ける






TH「しっかりしろ！いつもの強気でカッコいいAはどこ行ったんだよ。何かあるんだろうけど…俺はお前を信じてるからな」



「テテ…」









充血してて目が赤くても
お化けみたいに瞼が腫れてても

真っ赤な口紅が滲んでて口裂け女みたいでも





やっぱりAは

綺麗で…カッコいい





俺の大好きなA









誰よりもお前を信じれるって


自信があるよ









だいたい

こんな身近でテロの指揮なんてしてたら

俺が気付かないわけがない



そこまで鈍くちゃ

こんな仕事は出来ない






何より俺の知ってるAは

そんなことしない









「本当っ…アンタって…顔だけじゃなくて…心も綺麗だよね…ムカつく。」


TH「Aも綺麗だよ。カッコよくて、憧れるくらいに」


「そーゆーこと…恥ずかしげも無く言えるアンタが羨ましいよ」



TH「それ、よく言われる！」








Aの顔に少し笑みが見えて

ああ、やっぱり…Aには暗い顔は似合わないって思った






「ありがと。テテ」








ちゅっ…








TH「！？！？！？」









いきなりっ…


キス…された


しかもっ…


唇にぃぃぃ！！！









「ちょっ…。顔に出すぎだから！照れすぎ！」


TH「だって…だって…え〜〜…？ちょ…嬉しすぎるし！！」


「言葉よりこっちの方が得意だからさ」









あ〜〜……も〜〜〜…好きだ…




大好き！！









その時








JM「グギ。今の見た？」


JK「はい。確かに。」


JM「狙いを定めろ」


JK「１発で仕止めましょう」









振り向くと30メートル先から

狩猟用の銃を構えるジミナと



二刀流で銃を構えるグギが








TH「えっ…？ちょ…ウソだよね？！親友を撃ち殺したりしないよね？！グギもっ…大好きなヒョンに乱射しないよね？！」


JK,JM「……」ﾆｺﾘ







怖い…怖すぎる…


俺にはわかる…


ジミナのあの笑みは本気でキレてる






そして


グギがキレてる時は絶対に歯を見せて笑わない…







TH「A！助けっ…」







いなああああああい！！！

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