JGfile ページ36
ヌナが居ないって気付いて
リーダーに視線を送った後
病室から出てヌナを探しに行こうと飛び出すと
すぐ右側の壁に寄りかかっていた
JG「ヌナ入らな…」
言葉に詰まった
下を向いたままヌナが泣いていたから
ど、どうしよ…
話しかけちゃいけない気がすんのは気のせい？
一瞬背を向けたけど
やっぱり
徐々に近づいて声をかける
JG「Aヌナ？」
「さっきから何気を使ってんだよ。アンタらしくない」
JG「……。さすがに泣いてたら…戸惑うでしょ」
「泣いてなんか無いし」
JG「泣いてました」
「泣いてない」
JG「泣いてた」
つか…。
何ムキになっちゃってんの俺。
「泣いてたよ！…悪い？」
JG「悪いなんて言ってません」
俺に向かって話すヌナの目からは
未だに涙が流れていて
必死に耐えようとしているのが
バレバレで
JG「テヒョ二ヒョン、待ってますよ」
「行きたいけどっ…。今はっ…無理かも…。こんな泣き顔っ…見せたくないっ」
JG「こんな時くらい…強がらなくてもいいじゃないですか」
「やだ！皆に見られたら弱み握られる！」
ガキか！！笑
そんなことを本気で言うヌナが
今、めちゃくちゃ可愛いって思った俺って…
変なのかな。
「ただ…。安心したんだ。また仲間が死ぬのを見なくて済んだから。もう…。誰も死なせたく無くてっ。だからっ…テテが生きていてくれてっ…よかっ… ！？」
我慢できなかった
頭より体が先に動いてて
ヌナの頬を両手で包み込んで
奪うようにキスした
自分でも何が何だか分かんなくて
唇に伝わる熱い温度と
柔らかい感触を探る
頭がボーってして
中も真っ白
俺は…何してんだろ
ゆっくり離れると涙目のヌナと目が合う
うわ…っ
ヌナが弱ってる時に俺っ…
何やってんだ！？
俺最低…。
ヌナの珍しく弱々しい目を見た瞬間に
一気に罪悪感。
なんか…ヌナを汚した気分なんだけど
どうしよ。
きっとボコられる。
そして血祭りにされて…
水攻めされて…
火炙りにされて…
まぁ…完全に俺が悪いし
刑を素直に受け入れよう
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ヒカリ(プロフ) - ぐうさぎさん» コメント嬉しいです！ありがとうございます！作品を好きになってくれて本当に嬉しいです( ＾ω＾ )もっと頑張りますんで応援よろしくお願いします！ (2018年3月17日 21時) (
レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - 名無し48388号さん» コメント、リクエストありがとうございます！とっても良いリクエストなんですが、ここに書くとネタバレになってしまってますので、難しいと思います( ；∀；)とても有難いお話だったのですが…すいませんm(__)mこれからも読んで下さると幸いです！ (2018年3月16日 12時) (レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
ぐうさぎ - ヒカリさんが書く作品大好きです！更新頑張ってください！ (2018年3月15日 7時) (レス) id: 06ad5dc108 (このIDを非表示/違反報告)
名無し48388号(プロフ) - いつも見させてもらってます！すごく面白いです！ここで1つリクエストなんですが、捕まえた犯人の取り調べのシーンを書いてもらいたいです。このシーンで初めてメンバーの前で主人公が泣いちゃうとか。お願いします！ (2018年3月13日 23時) (レス) id: 0ea84ae43d (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - 傀儡さん» 久しぶりですね！コメントまた頂けて嬉しいです(o^O^o)ありがとうございます！ありがちな展開は嫌なのでとにかく事件も恋も個性的に書いていきたいと思っております！グク以外もどうなるのかお楽しみにw更新頑張ります(*^-^*) (2018年3月13日 14時) (レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒカリ
| 作成日時：2017年12月18日 18時
