特殊捜査部隊【BTS】３

JGfile ページ26

Aヌナの行動に驚きながらも
皆はまた静かに手術が終わるのを待つ



大量の長い髪を渡されたジミニヒョンは
髪の扱いに戸惑いながらも
なんとかまとめて
手元に置いた



誰も突っ込まないのかな


ホラーにしか見えない…その髪









だいたい髪の毛をお守りにするとか
江戸時代か！←なぜ知っている








JH「それにしてもAスゲーよな。髪を切るなんて」

JN「髪はレディの命っていうのに」

YG「でも、髪切ったほうが似合ってたな」






それ、俺も思ってた









JM「テテが見たらどんな顔するかな」

JG「しばらくはうるさくなるね」

RM「大丈夫だ。しばらくは体も動かせないだろう」







笑っちゃいけない気がしたけど
皆うっすら笑ってる気がする







ヌナ…。


こんな時でもヌナが話題になれば


皆笑うんだ









行かなきゃ









立ち上がり身支度を始める









JM「グギ？」

YG「お前もか」

RM「行くのか」

JG「俺も任務に戻ります。あの人だけに任せておけません。それに…」

JN「…？」

JG「俺はあの人のパートナーですから」








テヒョ二ヒョン…







生きてろよ









ヒョンのバッジの破片を強く握り
胸ポケットに閉まった








JG「じゃ。行ってきます」

RM「絶対に無茶はするな。いいな」

JG「分かってます」









手術室を背にして

俺は走った









ただ黙って手術が終わるのを

待ってらんない





何かしてないと

平常心で居られないんだ









病院を出るとき売店を見かける









あれ……


最後に飯食ったのいつだっけ…？









しばらく食べてない気がする

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