RMfile ページ3
Aは取り乱していた。
無理もない
かつての恋人を殺した犯人が見つかりそうなんだから
そしてその捜査から外された悔しさ
自分の手で犯人を捕らえたかっただろうな
でも、悪いな
何より任務の成功を優先させなければならない
ここのルールはそんなに甘くないんだ
お前なら…分かってくれ……
ないよな。
「知ったからには絶対捜査から外れないよ。むしろ皆知ってんだったら都合いいよ。私に協力してもらう」
火に油…いや、火にガソリンを撒いたか
RM「分からないのか？ルールを破ればお前は本当にBTSを追放されるぞ！憧れだったんだろ？苦労してここに来たんだろ？居られなくなってもいいのか？！」
「私は…この為にやってきたんだよ。この捜査が出来ないならここに居る意味はない！」
Aのこんな顔は初めて見る
本気だな…
「テロ捜査が終結したら…私はBTSを辞めても構わないよ。だからお願い。捜査から外さないで。」
そう言うとあのAが俺に向かって
頭を下げて頼み込んできた。
相当な覚悟を感じる
RM「本当に……いいんだな？」
「これでいい。覚悟は出来てる。テロ捜査さえ終われば…もう悔いは無いから」
そんなことを言うAを見て
胸が苦しく締め付けられて
RM「A。来い。」
「え。」
RM「もっと近くに」
「こう？」
RM「今から１分間何も言うな」
「！？」
俺は腕を伸ばしAを自分の胸の中に
しまいこんだ。
急にこうしたくてたまらなくなってしまった
コイツがどんな想いでBTSを目指してきたのか
ずっと憧れ続けてやっと選ばれて入った超難関門
ただでさえキツイ任務や訓練を
女のお前は弱音を一切吐かずやり遂げていた
全部知ってるから
全部見てきたから
BTSをやめるなんて
生半可な覚悟じゃ絶対できない
だからやめるなんて聞いたら
俺が辛くなった…
RM「ごめん。今だけは…リーダーを忘れたい」
腕に力を込めると
Aの体温と感触、髪の香りが伝わって
さらに俺の胸が苦しくなった
Aもそっと俺の背中に手を回し
俺の胸に顔を埋めた
RM「お前の努力…知ってるからっ…知ってるからっ…。やめてもいいなんて言わせたくなかった
…。」
「ふふっ…。これでいいんだよ。ありがとね。」
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ヒカリ(プロフ) - ぐうさぎさん» コメント嬉しいです！ありがとうございます！作品を好きになってくれて本当に嬉しいです( ＾ω＾ )もっと頑張りますんで応援よろしくお願いします！ (2018年3月17日 21時) (
レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - 名無し48388号さん» コメント、リクエストありがとうございます！とっても良いリクエストなんですが、ここに書くとネタバレになってしまってますので、難しいと思います( ；∀；)とても有難いお話だったのですが…すいませんm(__)mこれからも読んで下さると幸いです！ (2018年3月16日 12時) (レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
ぐうさぎ - ヒカリさんが書く作品大好きです！更新頑張ってください！ (2018年3月15日 7時) (レス) id: 06ad5dc108 (このIDを非表示/違反報告)
名無し48388号(プロフ) - いつも見させてもらってます！すごく面白いです！ここで1つリクエストなんですが、捕まえた犯人の取り調べのシーンを書いてもらいたいです。このシーンで初めてメンバーの前で主人公が泣いちゃうとか。お願いします！ (2018年3月13日 23時) (レス) id: 0ea84ae43d (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - 傀儡さん» 久しぶりですね！コメントまた頂けて嬉しいです(o^O^o)ありがとうございます！ありがちな展開は嫌なのでとにかく事件も恋も個性的に書いていきたいと思っております！グク以外もどうなるのかお楽しみにw更新頑張ります(*^-^*) (2018年3月13日 14時) (レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒカリ
| 作成日時：2017年12月18日 18時
