JGfile ページ18
目の前には燃え盛る展望台
爆発で展望台の上半分は吹き飛び
残された下半分は火の海
この中にテヒョニヒョンが…?
いるわけない、いるわけない、いるわけない
JG「Vヒョン、応答願います」
無線に話しかけても
テヒョニヒョンからの応答は無い
あの人もこんな気持ちだったのかな
恋人が……炎の中にいるかもしれないと
思っていた時
消防隊と爆発物処理班が
消火活動を行っている
JG「あの、患者の中にこんな感じの制服を着た人は?!」
消防隊「今のところ確認はとれていませんね」
JG「そうですか」
この中には…居ない…?
まさか…爆風で…
その時…
ものすごい爆発音が響き渡り
二次爆発が起きた
ガラスの破片などが飛んできた
その中に
小さく光る破片…?
拾い上げると……それは…
BTSの……バッジ……
JG「テヒョニヒョン…?」
今の爆発でこのバッジが俺のところに
飛んできた…
テヒョニヒョンが…呼んでる!!
俺を呼んでる。助けてくれって…
呼んでる!!
JG「テヒョニヒョン!!」
炎の中に俺は走り出していた
消防隊「な、何をするつもりですか?!」
JG「まだ中にっ…テヒョニヒョンがっ…」
消防隊「落ち着いてください!我々に任せて!」
JG「早く助けないとっ…テヒョニヒョンがっ……テヒョニヒョンがっ……」
俺は完全に冷静さを失っていた
他人の救出には冷静なのに
いざ、身内がこうなると冷静さを失う自分…
何が特別監理官だ…
仲間1人助けられないっ…
BTS…失格だよ…
JG「離せ…。頼むからっ…」
消防隊「……。」
JG「テヒョニヒョンがっ……死んじゃうっ……」
これまでに無いくらいに俺は取り乱し
消防隊は黙ったまま
俺の目から流れる涙を見ていた
その時、後ろからテヒョニヒョンを呼ぶ
ジミニヒョンの姿があった
あの人が連れてきたんだ
俺の取り乱す姿を見たジミニヒョンは
状況を理解したのか
茫然と炎を眺めている
「グク?!何してんの?まさか火の中に飛び込もうとしてたわけ?」
俺は手の平のBTSバッジの破片を見せた
「これ……。テテの…」
JG「爆風で飛んできた。俺のところに」
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ヒカリ(プロフ) - ぐうさぎさん» コメント嬉しいです!ありがとうございます!作品を好きになってくれて本当に嬉しいです( ^ω^ )もっと頑張りますんで応援よろしくお願いします! (2018年3月17日 21時) (レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - 名無し48388号さん» コメント、リクエストありがとうございます!とっても良いリクエストなんですが、ここに書くとネタバレになってしまってますので、難しいと思います( ;∀;)とても有難いお話だったのですが…すいませんm(__)mこれからも読んで下さると幸いです! (2018年3月16日 12時) (レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
ぐうさぎ - ヒカリさんが書く作品大好きです!更新頑張ってください! (2018年3月15日 7時) (レス) id: 06ad5dc108 (このIDを非表示/違反報告)
名無し48388号(プロフ) - いつも見させてもらってます!すごく面白いです!ここで1つリクエストなんですが、捕まえた犯人の取り調べのシーンを書いてもらいたいです。このシーンで初めてメンバーの前で主人公が泣いちゃうとか。お願いします! (2018年3月13日 23時) (レス) id: 0ea84ae43d (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - 傀儡さん» 久しぶりですね!コメントまた頂けて嬉しいです(o^O^o)ありがとうございます!ありがちな展開は嫌なのでとにかく事件も恋も個性的に書いていきたいと思っております!グク以外もどうなるのかお楽しみにw更新頑張ります(*^-^*) (2018年3月13日 14時) (レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒカリ | 作成日時:2017年12月18日 18時