JMfile ページ14
JM「しっかりしろ！今助ける！待って…」
女「はぁ…はぁ…っ……うぐっ…………」
JM「おい！目を開けろ！ダメだ！しっかりしろ！」
女「ーーーー…」
JM「………っ。」
がれきの隙間から見える女性は
俺の目の前で亡くなった
まだっ…まだ何とかすれば助かる！
何とかっ…
RM「ジミン。行くんだ。」
JM「でも！まだっ…助かる可能性が！」
RM「どれだけいると思ってるんだ！１人でも多く助けるんだろ？！……大勢の人達がお前を待ってる。…行け！」
JM「クッ……」
女性に手を合わせると
俺は次の救助に向かった
助けられない無力な自分に
心底腹が立つんだっ…
悔しくて悔しくて
もっともっと力が欲しい
遠くで小さな子供を助け出した
テヒョナが見える
TH「ほら！もう大丈夫！偉いぞ〜」
子「うわああああ！ああああああ！」
TH「泣くなよ〜。男の子だろ？な？お兄ちゃんの顔見てみ？」
子「キャハハ！キャー！」
TH「よし！行こー！」
そうだ…
考えてるヒマなんて無い
今は１人でも多く助けるんだ
上空からは少しずつだけど
救助隊が降下してくるのが見える
こんなペースじゃ助かるはずの人達まで
助からなくなる！
救助は時間との勝負なのにっ…
TH「どした？！ジミナ！早く次！」
JM「任務中はコードネームだっつの！」
TH「あ、ああ〜…。ジミン…。」
気が乗らないって顔すんなよ！
その時無線が入った
SG「天気が怪しくなってきた。悪化するまえに先に女子供、老人を優先して救助しろ。体力のある男は後回しだ。」
全「了解！」
テヒョナが空を見上げた時
顔に雫が落ちてきた
TH「うわ…。降ってきちゃった。」
JM「急がないと皆体力奪われるな」
TH「ジミナ。」
JM「だからコードネー…
テヒョナが雨の中
まっすぐ俺を見た後に
優しく笑って
TH「無茶はすんなよ」
って。
テヒョナは分かってたみたいだ
俺がこんな状況が許せなくて
悔しくて…
きっと無茶をするって…
JM「お前も。……死ぬな。」
TH「ひひっ…」
軽く首に腕を回し
ハグをして
互いに違う方向へ走った
この時
俺とテヒョナの方向が反対だったらと
後悔することになるなんて
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ヒカリ(プロフ) - ぐうさぎさん» コメント嬉しいです！ありがとうございます！作品を好きになってくれて本当に嬉しいです( ＾ω＾ )もっと頑張りますんで応援よろしくお願いします！ (2018年3月17日 21時) (
レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - 名無し48388号さん» コメント、リクエストありがとうございます！とっても良いリクエストなんですが、ここに書くとネタバレになってしまってますので、難しいと思います( ；∀；)とても有難いお話だったのですが…すいませんm(__)mこれからも読んで下さると幸いです！ (2018年3月16日 12時) (レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
ぐうさぎ - ヒカリさんが書く作品大好きです！更新頑張ってください！ (2018年3月15日 7時) (レス) id: 06ad5dc108 (このIDを非表示/違反報告)
名無し48388号(プロフ) - いつも見させてもらってます！すごく面白いです！ここで1つリクエストなんですが、捕まえた犯人の取り調べのシーンを書いてもらいたいです。このシーンで初めてメンバーの前で主人公が泣いちゃうとか。お願いします！ (2018年3月13日 23時) (レス) id: 0ea84ae43d (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - 傀儡さん» 久しぶりですね！コメントまた頂けて嬉しいです(o^O^o)ありがとうございます！ありがちな展開は嫌なのでとにかく事件も恋も個性的に書いていきたいと思っております！グク以外もどうなるのかお楽しみにw更新頑張ります(*^-^*) (2018年3月13日 14時) (レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒカリ
| 作成日時：2017年12月18日 18時
