親友 ページ47
大きな地震が起きて
そして校舎が火事になった。
生徒はみんな校庭に避難したけど
Aの姿が見えない。
確かアイツは部活だから
ここに居るはず。
校舎がどんどん燃えていく中で
俺は生徒の人混みの中を
掻き分けてAを探した。
どこにいんだよっ。
嫌な予感を遮るように
必死で探す。
JG「ねぇ。A見なかった？」
『え？見てないけど…。見たか？』
『見てない…。そういえばテテも居ないの…。帰ってればいいんだけど…。』
テヒョンも!?
あの二人が居ないって事は…
まさか…
まだ中に…居たりしないよな…。
嫌な汗が首を流れる。
俺の足は自然と燃え盛る炎に向かって歩き始めていた。
JG「Aが…。A…。｣
消防隊が俺を止めてくる。
『君!!危険だ!!離れなさい!!』
JG「中に…中に居るかもしれない!!」
『落ち着きなさい!!我々に任せて!!』
JG「親友なんだ!!俺の…大事な…。親友なんだよ!!行かなきゃ!!」
俺は珍しく冷静さを失って
ただ大事な親友を失いたくない一心だった。
その時だ。
？｢ゴホッ…ゴホッ…。｣
炎の中から影が見えて…
あちこち黒く汚れたAと
ケガをしたテヒョンが現れたんだ。
『生存者だ!!ストレッチゃー持ってこい!!』
消防隊があわただしくなるなか
俺は目の前のAに駆け寄って
ガバッ…
JG「…っ…。アホAっ…。｣
｢え…？グク…。｣
抱きしめていた。
JG「…よかったっ…。ホントに…よかったっ…。｣
｢…グクっ…。｣
目に涙を溜めて俺は
笑っていた。
Aは力の無い腕を俺の
首になんとか掴まってる状態だった。
TH｢……。｣
このあと、Aとテヒョンは
救急車で病院に運ばれて
治療を受けた。
Aは軽傷で済んだけど
テヒョンは全身打撲で入院することになった。
俺はあの火事でAを失うかもしれないって怖さを初めて実感した。
当たり前だと思ってたAの存在が、俺にとってこんなに大切なものになってたなんて…。
親友…
そう思っていた。
だってアイツには最初から好きな人がいたから。
けど、今の俺の気持ちは…
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みかちょ - テテの画像めっちゃイケメン！ (2019年3月31日 21時) (
レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
ソニ(プロフ) - お話面白いです！でもグクの表記がJGなのが少し気になります（ ; ; ）でも！お話面白いです！ (2018年5月30日 23時) (レス) id: 727854f791 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - お米ちゃんさん» ありがとうございます( ＾ω＾ )続きをもっと頑張って書きますんで、これからも読んでくれたら嬉しいですo(*⌒―⌒*)oまた、コメント待ってます!! (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - ふゆさん» コメントありがとうございます( ＾ω＾ )殺意ですか!?だ、誰に？!笑 大丈夫です。私もおかしいので。笑 ホントに嬉しいです(*^^*)ありがとうございます＼(^^)／ (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
お米ちゃん - 面白いです！！続き読みたい( ^ω^ ) (2016年10月13日 17時) (レス) id: 7f5cca34a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒカリ
| 作成日時：2016年5月30日 17時
