え。 ページ40
私の様子に気付いたグクは
静かにテレビを消した。
JG「この近所にあんな殺人鬼いるんじゃ外出歩きたくないよね。｣
｢…。殺しを止められないんだよ…。｣
JG「…Aは犯人の気持ち分かるの？｣
｢…あ…。いや…。そんな気がするだけ。｣
それから黙ってしまうと…
JG「あ、腹減らない？なんか食うか。インスタント麺しか無いけどいい？」
｢あ、うん。ありがとう。｣
グクは元気の無い私に気を使って
明るく話してくれている。
JG「インスタント麺かなりストックしてっからさ。見てっ。ダンボール３箱分。｣
｢うわあ。毎日コレなの？｣
JG「２日に1回はインスタントかな。でも大丈夫。野菜ジュース飲んでるから！｣
｢…大丈夫じゃないと思う。｣
グクは｢あ、やっぱり？」みたいな顔をして笑っていた。
そんなグクの笑った顔を見て
私も気分がちょっと和らいだ。
テヒョン君の事も
母親の事も
今だけは忘れよう。
グクが作ったインスタント麺を
一緒に食べる。
「うん。安定の味だね。｣
JG「うまいって言えよっ。｣
「フフっ。うまい。」
ラーメンをすする音と
部屋中を歩き回る愛犬の足音が
可愛く響いている。
JG「お前はダメだろー？そんな顔してもあげないからなー。｣
「ハハっ。なんて可愛いおめめ…。｣
真っ白な毛に大きな黒い目は
まるでグクみたいだ。
いつの間にか私達の思い出話に。
JG「あのときAさ、俺の事めっちゃ嫌そうな顔して見てきた。｣
｢だってこんな無愛想な人と委員会一緒かよって思ったんだもん。｣
JG「Aだって無愛想じゃん。失敗した〜って思ってたし。｣
｢まさか友達になるなんて思って無かった〜。｣笑
出逢った当初の話とか…
｢グクがモテるの全然知らなかった。ごめん。｣
JG「こんな人見知りでモテるわけ無いじゃん。何言ってんの。｣笑
｢かなりモテモテじゃん!!みんな言ってるよ？グクの事。｣
JG「何て。｣
｢好き。｣
………。
ナゼか沈黙になるその場。
ん？
何だ…。
この空気。
グクと目が合う。
JG「え？」
｢…え？」
JG「え。…え？」
｢え？え？」
JG「え!?」
｢……え!?」
え。何？
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みかちょ - テテの画像めっちゃイケメン！ (2019年3月31日 21時) (
レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
ソニ(プロフ) - お話面白いです！でもグクの表記がJGなのが少し気になります（ ; ; ）でも！お話面白いです！ (2018年5月30日 23時) (レス) id: 727854f791 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - お米ちゃんさん» ありがとうございます( ＾ω＾ )続きをもっと頑張って書きますんで、これからも読んでくれたら嬉しいですo(*⌒―⌒*)oまた、コメント待ってます!! (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - ふゆさん» コメントありがとうございます( ＾ω＾ )殺意ですか!?だ、誰に？!笑 大丈夫です。私もおかしいので。笑 ホントに嬉しいです(*^^*)ありがとうございます＼(^^)／ (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
お米ちゃん - 面白いです！！続き読みたい( ^ω^ ) (2016年10月13日 17時) (レス) id: 7f5cca34a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒカリ
| 作成日時：2016年5月30日 17時
