甘甘 ページ36
隣で彼は恋愛心理本を興味深そうに
読み始めた。
何人もの女子と付き合ってるのに
今更恋愛本を頼るのも何だか変だ。
けれど、彼は恋愛感情というものを知らずに生きてきたんだから読んで損は無いだろう。
TH「みなさんは、胸が高鳴る、ドキドキするという現象を体験したことはあるでしょーか…。あるー!!」
自分で読んで自分で返事してる…。
小学校低学年ですか。
TH「それはどんな時?んー…。殺してる時と、おびえた顔とか、泣きそうな顔を見た時♪」
「……っ。本が聞いてるのはそーゆー事じゃ無くて…。」
とんでもない事を元気に楽しく
答えている。
笑顔で言ってるし…怖いよ!!
TH「えー?じゃあどうゆう意味?」
「え。私が説明しなきゃダメなの?この時点で…。」
私自身恋愛経験少ないし…
人様に説明できるような知識持ち合わせて無いよー…。
彼の目からは純粋に
知りたい知りたい!!と聞こえてくるようだ。
「…だから…つまり…。」
TH「うん!!うん!!」
「好きになっちゃうんだよ!!こう…その人を見てるだけで心臓が飛び出しそうになったり!!」
TH「ええ!?好きになると心臓飛び出ちゃうの!?ヤバッ!!」
「え!?いや…違う違う!例えよ例え!!」
あ〜…。
何て言ったら…。
TH「みんな1回は心臓が飛び出したことがあるって事に…スゲー。」
なんか勝手に勘違いしてる〜…。
「心臓は飛び出ないけど、とにかく好きになったらドキドキすんの!!」
TH「…えー?それじゃ分かんない。」
「くっ…。その本を読んでて下さい。全部。以上。」
私はすべてを放棄した。
彼は不満そうに口をとがらせて
本を読み始めた。
はぁ〜…。
私…何やってんだろ。
こんなこと教えて殺人をやめてくれるわけでも無いのに…。
だいたい、私はテヒョン君の事が…
好きだったのに…。
彼の横顔をこんなに近くで見てるなんて。
未だに信じられないよ。
TH「ん〜?Aちゃん何見てんのーーー♡」
「きゃああ!!」///
TH「ハハハハ!!ウケるっ!!」
「だから…そーゆー甘甘なのやめてー!!!」//
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みかちょ - テテの画像めっちゃイケメン! (2019年3月31日 21時) (レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
ソニ(プロフ) - お話面白いです!でもグクの表記がJGなのが少し気になります( ; ; )でも!お話面白いです! (2018年5月30日 23時) (レス) id: 727854f791 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - お米ちゃんさん» ありがとうございます( ^ω^ )続きをもっと頑張って書きますんで、これからも読んでくれたら嬉しいですo(*⌒―⌒*)oまた、コメント待ってます!! (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - ふゆさん» コメントありがとうございます( ^ω^ )殺意ですか!?だ、誰に?!笑 大丈夫です。私もおかしいので。笑 ホントに嬉しいです(*^^*)ありがとうございます\(^^)/ (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
お米ちゃん - 面白いです!!続き読みたい( ^ω^ ) (2016年10月13日 17時) (レス) id: 7f5cca34a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒカリ | 作成日時:2016年5月30日 17時