警戒 ページ34
今、隣で彼はグクとジミちゃんと共にふざけあって笑っている。
そしてそれを傍観している私。
この光景はとても楽しくて、暖かい。
見ていたら和むような気持ちになる。
だが、その裏には誰も想像のできない現実が、恐怖が、苦しみが、悲しみが潜んでいるのだ。
あれから彼は殺人をしたのだろうか。
そんなこと…簡単には聞けない。
私以外に衝動を止めてくれる人は…
たぶん、いない。
TH｢Aちゃん!?聞いてる!?」
｢…っあ。…何の話だっけ？｣
JG「コイツよく話聞いてない時あるから。｣
｢ごめん。何の話？」
JM「次の期末テストの勉強会の話ー。今回はテテも参加するって。｣
｢ええええ!?」
私はついイスから立ち上がってしまった。
今まで勉強会はいつもこの３人だったのに…。
JG「リアクションww｣
｢い、いや…だって…。｣
TH｢ダメー？ねぇー？Aちゃーん？」
｢…だ、だから!!!そーゆーのやめてって前にも…っ｣
JM「Aは甘えられるの苦手なんだよねーハハハ!!」
｢違うし!!!｣
確かに彼の甘える仕草を見てしまうと挙動不審になってしまうけど…。
TH｢お願いっ!!勉強教えて？｣
｢……。分かった。｣
あ〜…。
どうしよ…。
なんで連続殺人鬼に勉強教えなきゃならないのよ…。
肩を落としていると
グクが耳元で
JG「よかったじゃん。頑張れ。｣
とか笑顔で言ってくる。
分かって無い…。
どんなに危険な事なのか…。
私はグクの肩を抱き
苦笑いを浮かべ
｢いざとなったら、逃げてね？｣
怖い一言を放った。
JG「逃げる？ああ…。空気読めって事ね。はいはい。｣
ある意味合ってるし
ある意味間違ってる。
そしてジミちゃんには
ただ見つめて十字架を書いて祈った。
JM「な、なんだよ!?」
｢神様…。ジミちゃんをお助け下さい。｣
JM「はぁ!?」笑
この二人に殺意を向けることは
たぶん、無いと思うけど
一応警戒しておかなきゃ。
TH｢Aちゃん。大丈夫っ♪｣
｢…え？」
TH｢二人を殺んないから。｣
彼はニコニコとそう私達に言った。
JM「やんないって？何!?」笑
TH｢いいのいいの〜♪二人だけの秘密だもん♪｣
私は…心臓の鼓動が早くなるのを感じていた。
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みかちょ - テテの画像めっちゃイケメン！ (2019年3月31日 21時) (
レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
ソニ(プロフ) - お話面白いです！でもグクの表記がJGなのが少し気になります（ ; ; ）でも！お話面白いです！ (2018年5月30日 23時) (レス) id: 727854f791 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - お米ちゃんさん» ありがとうございます( ＾ω＾ )続きをもっと頑張って書きますんで、これからも読んでくれたら嬉しいですo(*⌒―⌒*)oまた、コメント待ってます!! (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - ふゆさん» コメントありがとうございます( ＾ω＾ )殺意ですか!?だ、誰に？!笑 大丈夫です。私もおかしいので。笑 ホントに嬉しいです(*^^*)ありがとうございます＼(^^)／ (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
お米ちゃん - 面白いです！！続き読みたい( ^ω^ ) (2016年10月13日 17時) (レス) id: 7f5cca34a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒカリ
| 作成日時：2016年5月30日 17時
