教室 ページ4
ついに翌日。
今日ほど学校を休みたいと思った事は無いだろう。
朝ごはんも喉を通らない…。
昨夜見たことなんて忘れたい。
あんな…姿…見たくなかった…。
まるで別人。
父「…どした。食欲無いのか？」
「うん。ちょっとね。でも大丈夫だから。行ってきます。｣
私の親は片親だ。
母が不倫してこの家を出たのだ。
母の男癖は直るものではなかった。
この家を出るまでに一体何人の男と浮気したのか…。
考えたくも無い。
学校の玄関まで行くと
靴箱の前でプリントを落としてしまった。
「…あ。」
拾おうと手を伸ばした…
すると
先にプリントを拾ってくれた。
……え。待って。
急に顔を上げるのが怖くなった。
もし、彼だったら…。
どうしよ。動けない…。
JG「ねぇ。何やってんの？」
「…は…。なんだ…。グクかぁ。｣
JG「何その汗…。大丈夫？｣
「あ、アハハ〜。大丈夫大丈夫。プリントありがとね。」
こんなのがこれからずっと続くの!?
卒業までずっと!?
……耐えられない…。
JG「昨日マジ助かった。今日の日直俺やるから。」
「昨日…日直やってなければ…見なくてすんだのに…。｣
JG「…ん？何の話？」
「…バカ。｣
グクと教室に入ると
……いた。
彼が。
小さく震えちゃう。
ダメだ…。変に思われる…。
彼を見ないように席に座った。
TH｢あああ〜!!!今日体育無いじゃーん!!もう帰る〜〜!!｣
JM｢来たばっかだろー!へばりつくなよー!!!｣
TH｢グギャ〜!可愛い〜♡」
JG「ちょっと…。｣
え。
いつの間にあんな仲よくなってんの。
ダメだよ。仲よくしちゃ…。
危険だよ…。
すると彼は私の視線に気付いた。
脳裏に昨夜の光景がよぎる。
ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…
彼は人差し指を唇にあてた。
昨夜と…同じ…。
まるで今の私の心の中を読んだかなのように…
私は動けなかった。
JM｢テテ何してんの？Aがどうかした？」
JG「……？」
TH｢んーん♪別にーっ。Aちゃんってゆーんだ…。｣
やっぱり、昨日の光景は…現実だったんだ…。
なのに彼は何事も無かったかのように学校に来て、いつも通りに笑ってる。
それがたまらなく怖かった。
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みかちょ - テテの画像めっちゃイケメン！ (2019年3月31日 21時) (
レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
ソニ(プロフ) - お話面白いです！でもグクの表記がJGなのが少し気になります（ ; ; ）でも！お話面白いです！ (2018年5月30日 23時) (レス) id: 727854f791 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - お米ちゃんさん» ありがとうございます( ＾ω＾ )続きをもっと頑張って書きますんで、これからも読んでくれたら嬉しいですo(*⌒―⌒*)oまた、コメント待ってます!! (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - ふゆさん» コメントありがとうございます( ＾ω＾ )殺意ですか!?だ、誰に？!笑 大丈夫です。私もおかしいので。笑 ホントに嬉しいです(*^^*)ありがとうございます＼(^^)／ (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
お米ちゃん - 面白いです！！続き読みたい( ^ω^ ) (2016年10月13日 17時) (レス) id: 7f5cca34a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒカリ
| 作成日時：2016年5月30日 17時
