テスト ページ8
やっと放課後…。
寿命が縮まる思いだ…。
６時間目の選択授業の時、
先生からある宿題が渡された。
私の選択した授業科目は
『倫理』という科目。
部活に行く準備をしながら
プリントをカバンに入れた。
廊下ではグクとジミちゃん、
そして…彼が走り回って遊んでいる。
…何も知らないで…。
教室を出ると走り回っていた
グクとジミちゃんがこっちに来た。
楽しそうでいいね。←嫌味
JG「A部活？」
｢うん。二人は？」
JM｢俺等バイト!!!｣
｢そっか。頑張ってね。」
視線をずらすと彼が私を見ていた。
｢……っ。じゃ。行くね!!｣
JG「…あとで部室寄る!!｣
私は頷くとさっさとその場を離れた。
カバンを抱きしめて身を守るように。
部室に着くと私はドアをガシャンと閉めた。
図書部という部活な為
部室といってもただの図書室だけど。
私は床にへたり込んだ。
｢はぁ…。もう嫌…。｣
こんなに怖いなら知らなければよかった。
何であんなとこ…見ちゃったんだろ。
見なければ私はいつも通りに彼を
見つめる事が出来たのに。
何も知らない皆が憎らしくさえ思った。
私はイスに座るとさっきの宿題のプリントを取り出した。
先生は心理テストって言ってたっけ。
これで何が分かるの…？
問１ あなたはものすごい頭痛に襲われた。立っていられないほどだ。
そこに女性が近づいてきた。どうやらあなたを心配しています。ですが、あなたはその女性をすぐに殺してしまいました。ナゼでしょう。
何…この問題。
心理テストだよね。
私は答えを書いた。
A 痛みに耐えられず、正気じゃ無かったから。
問２ あなたは長年に渡り殺人を行ってきた。ついに捕まり、裁判官にこう聞かれた。｢なぜ、殺したのですか？｣
殺そうなんて思った事無いけど…。
自分の立場になったら…たぶん…。
A 殺したいほど憎んでいたから。
こう書いた。
宿題はこれだけ。
つまんない心理テストだな。
書き終わるのと同時に…
背後から気配がした…。
いきなり心臓が跳ね上がる。
ドクン!!ドクン!!ドクン!!
私の肩の上から顔をのぞかせたのは…
TH｢その心理テスト…面白そうだね。｣
耳元に響く彼の低い声。
ドクン…ドクン…ドクン…
動けない…。
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みかちょ - テテの画像めっちゃイケメン！ (2019年3月31日 21時) (
レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
ソニ(プロフ) - お話面白いです！でもグクの表記がJGなのが少し気になります（ ; ; ）でも！お話面白いです！ (2018年5月30日 23時) (レス) id: 727854f791 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - お米ちゃんさん» ありがとうございます( ＾ω＾ )続きをもっと頑張って書きますんで、これからも読んでくれたら嬉しいですo(*⌒―⌒*)oまた、コメント待ってます!! (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - ふゆさん» コメントありがとうございます( ＾ω＾ )殺意ですか!?だ、誰に？!笑 大丈夫です。私もおかしいので。笑 ホントに嬉しいです(*^^*)ありがとうございます＼(^^)／ (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
お米ちゃん - 面白いです！！続き読みたい( ^ω^ ) (2016年10月13日 17時) (レス) id: 7f5cca34a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒカリ
| 作成日時：2016年5月30日 17時
