桜 ページ32
ー １年後 ー 春。
俺はAのお墓の前にいる。
上には満開の桜が咲いていて
薄ピンクの小さな花びらが風になびいてる。
TH｢よかったな。A。グギャの隣〜。｣
隣にはもう１人。
大好きだったグギャの墓。
２人が生きてたら今日は卒業式だったはずなのに。
Aはいない。
グギャもいない。
お墓に花を供えた。
TH｢…っ。卒業…おめでと!!｣
上手く笑えてる？…俺。
笑うの得意な俺でも
やっぱり涙出ちゃうや。
TH｢スジョンお前の事…ずっと待ってたんだぞー。…俺も。ホントは墓なんか作りたく無かった…し…。だってさ、墓なんか作ったら…お前が死んだ事…認めた…みたいじゃんっ…。そんなん…絶対嫌だって…思ってたけど。もし、お前がもうこの世に居ないんだとしたら…墓が無いと可哀想って…父さんも母さんも言うんだよ…。何も言い返せねーじゃんか…。｣
墓の前でAにしゃべるみたいに
俺は本心を話した。
お前に会いたい。
もう一度だけでいいから…
夢の中でもいいから…
会って話したい。
TH｢桜…。キレイだな。A。｣
Aが空の向こうに行ったなんてさ、思って無いけど…
今は空を見上げるしか無いんだ。
青空に桜がきれいに咲いてる。
A…。見てるか？
すると後ろから足音がした。
TH｢A!!?｣
振り向いたらそこに居たのは
JM｢こんにちは。｣
TH｢…ジミン刑事。｣
JM｢お墓参りに来たんです。…いいですか？｣
TH｢…あ、ありがとう。｣
ジミン刑事は小さく笑って遠慮がちに墓の前に座った。
そして花を供えて手を合わせた。
TH｢…。｣
JM｢……｣
な、長くね!?
TH｢…。｣
JM｢…。｣
いや長くね!?
TH｢あ、あの!｣
JM｢…え。は、はい。｣
TH｢けっこう祈るんだねっ｣
JM｢あ、すいません!!Aちゃんに話たいことたくさんあって…つい。｣
Aの事…まだ好きだったり…。
TH｢妹の事…。好き…だったんだよね？｣
JM｢え!?だ、誰に聞いたんですか!?｣
TH｢ユンギ刑事。｣
JM｢あの人〜〜…っ。アハハ〜。はい。好きでした!!すいません!!妹さんを…｣
TH｢あげないから。アンタにも。もちろんグギャにも!!｣
ジミン刑事に詰め寄っちゃった。
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ヒカリ(プロフ) - あみさん» コメントして頂きありがとうございます(o^−^o)こんなに喜んでもらえて嬉しいです！作ってよかったと改めて思います！読んでくれて本当にありがとうございました！ホンギはFTですw (2021年4月25日 19時) (
レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 長くなりましたが、本当にありがとうございました！ (2021年4月25日 15時) (レス) id: b5b319fcf8 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - もうこれは全てがいいです！ジミンちゃんはめっちゃ信じてくれるしグクは一つ一つの言葉がすごい重いし(いい意味で)、カッコいいし。テテもいいお兄ちゃん！私にもテテ兄が欲しい！ゆんちゃんもカッコいいし、ホンギってFTのですよね？私結構好きなので嬉しかったです！ (2021年4月25日 15時) (レス) id: b5b319fcf8 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - ひかりさんすごいですね。 読んでる間ずっと号泣です。 書籍化できたらいいのにって思います。バンタン入ってるから無理なんですよねー。 (2019年9月23日 22時) (レス) id: 36c73806e6 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - 黄金マンネペンさん» 嬉しいコメントありがとうございます(#^.^#)大号泣！？それは私としてはとても嬉しい現象ですw映画化したらいいですねwパク代表に脚本送っておきます(^^)wオンニなんて私にはもったいない言葉(*゜Q゜*)読んでくれてありがとうございました！ (2019年9月7日 23時) (レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒカリ
| 作成日時：2016年3月7日 11時
