コスモス ページ29
わ た し … 死 ん だ の?
暖かくて…真っ白い世界…。
体が…動かない…。
このまま…眠っていたい…。
目を閉じようとすると…
声が聴こえる。
?「起きて。A。起きて。」
…誰…?
この声…甘くて…ハスキーな声…。
大好きな…声…。
白い世界から青い空へと視界が変わる。
そしてたくさんの伸びたコスモス。
そこからジョングクの私を見下ろす笑顔が。
JG「やっと起きたね。ったく。心配すんじゃん。」
「ジョングク…。ここ天国?」
JG「残念ー。生きてるよ。俺達。」
「ほ、ホントに…?」
起き上がると周り一面綺麗なコスモスで埋め尽くされていた。
「…天国かと思った…。」
JG「奇跡だな。俺達一緒に流れついたなんて。」
「夢じゃ…無いよね?」
JG「じゃあ、触ってみて?」
ジョングクが手を差し出す。
ゆっくりジョングクの手を触る。
そして繋いだ。
目を合わせて笑いあった。
JGA「「夢じゃ無い!!」」
私達は強く抱き合った。
「夢じゃ無い!!夢じゃ無い!!アハハ!!私達生きてるー!!」
JG「ハハハ!!やったな!!やっぱり俺達最強!!」
コスモス畑を無邪気に走り回った。
嬉しくて嬉しくてたまらない。
まだ生きていけるんだ。
目の前の透き通る様な笑顔のジョングクは本物で、この手の感触も本物だ。
すぐ目の前は海で、ここまでジョングクが運んでくれたに違いない。
「あ…。ジョングク…ここ…。」
JG「…え?」///
ジョングクの頬に傷がついていた。
血がかすれている。
きっと流されてた時にどこかにぶつけたんだ。
ジョングクの頬にそっと触れると
目を丸くさせてちょっと耳が赤くなる。
ハハハ…。可愛い…。
「何ドキドキしてんのっ!!」笑
JG「…なっ!?してねーし!!」///
「ハハハ!!動揺してる〜!!」笑
JG「もう知らないかんな。」フン
私の手を払いのけて突き離してくる。
「ホント…可愛いな〜。」笑
JG「触んなっ。」
私は嫌がるジョングクを無視して
頬にキスした。
なんだかたまらなくしたくなったのだ。
JG「…っ!?」/////
「好きだよ?ジョングク。」ニッ
ビックリして私を見るジョングクは
なんだか乙女みたいだった。笑
「さて。行きますか♪」
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ヒカリ(プロフ) - あみさん» コメントして頂きありがとうございます(o^−^o)こんなに喜んでもらえて嬉しいです!作ってよかったと改めて思います!読んでくれて本当にありがとうございました!ホンギはFTですw (2021年4月25日 19時) (レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 長くなりましたが、本当にありがとうございました! (2021年4月25日 15時) (レス) id: b5b319fcf8 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - もうこれは全てがいいです!ジミンちゃんはめっちゃ信じてくれるしグクは一つ一つの言葉がすごい重いし(いい意味で)、カッコいいし。テテもいいお兄ちゃん!私にもテテ兄が欲しい!ゆんちゃんもカッコいいし、ホンギってFTのですよね?私結構好きなので嬉しかったです! (2021年4月25日 15時) (レス) id: b5b319fcf8 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - ひかりさんすごいですね。 読んでる間ずっと号泣です。 書籍化できたらいいのにって思います。バンタン入ってるから無理なんですよねー。 (2019年9月23日 22時) (レス) id: 36c73806e6 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - 黄金マンネペンさん» 嬉しいコメントありがとうございます(#^.^#)大号泣!?それは私としてはとても嬉しい現象ですw映画化したらいいですねwパク代表に脚本送っておきます(^^)wオンニなんて私にはもったいない言葉(*゜Q゜*)読んでくれてありがとうございました! (2019年9月7日 23時) (レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒカリ | 作成日時:2016年3月7日 11時