先へ… ページ22
ジョングクが私に銃口を向けたまま
警察から遠ざかっていく。
その間にもジョングクの腕は震えていた。
今、私が声を出せばビックリして
銃を私に発砲しかねないくらいに。
ジミン刑事の説得にジョングクはきっと動揺してる。
私も感じたジミン刑事の不思議な力に…。
ジミン刑事は…約束を破ったんじゃ無かった。
あの様子だと…何か条件のようなものと引き換えに教えたんだね。
それを易々利くような人じゃない事を分かっていながら…。
それでもユンギ刑事に賭けたんだ。
そして…ジミン刑事は賭けに…
負 け た。
本当にジミン刑事は…
バかなお人好しね…。
でも、人間としてあなたは最高なんだ。
警察が見えなくなると銃を降ろして
私の手をぎゅっと握る。
JG「ごめんな…。1人にして…。｣
心底反省してるみたいに
まるで怒られた子犬のような眼差しで私を見てる。
「私こそ…ごめんね。自分の意志をハッキリさせていれば…こんなことにならなかった…。｣
私がうつ向くとジョングクが
私を抱き寄せた。
JG「嫉妬したんだ…。めちゃくちゃ嫉妬して…。なんでアイツを信じるんだって…。｣
「それは…」
JG「…分かってる。さっき分かったんだ。あの人に言われて。｣
「ジョングク…。｣
JG「ヅルいよな〜…。あの人。｣
俺もかなわないって言いながら
笑った。
JG「とにかく早く先に行こう。｣
「…そうだね。」
今度こそ私達は手をしっかり握り
離れまいとひたすらに走り続けた。
二人で走ってるこの瞬間…
絶対絶命の危機なはずなのに…
私達は幸せを感じていた。
私達は…笑っていた…。
とにかく走り抜いて着いた先は…
「…ウソ…。｣
JG「…ここまで…か…。｣
目の前に広がるのは道…じゃない。
見えるのは広大な海と…
崖 。
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ヒカリ(プロフ) - あみさん» コメントして頂きありがとうございます(o^−^o)こんなに喜んでもらえて嬉しいです！作ってよかったと改めて思います！読んでくれて本当にありがとうございました！ホンギはFTですw (2021年4月25日 19時) (
レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 長くなりましたが、本当にありがとうございました！ (2021年4月25日 15時) (レス) id: b5b319fcf8 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - もうこれは全てがいいです！ジミンちゃんはめっちゃ信じてくれるしグクは一つ一つの言葉がすごい重いし(いい意味で)、カッコいいし。テテもいいお兄ちゃん！私にもテテ兄が欲しい！ゆんちゃんもカッコいいし、ホンギってFTのですよね？私結構好きなので嬉しかったです！ (2021年4月25日 15時) (レス) id: b5b319fcf8 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - ひかりさんすごいですね。 読んでる間ずっと号泣です。 書籍化できたらいいのにって思います。バンタン入ってるから無理なんですよねー。 (2019年9月23日 22時) (レス) id: 36c73806e6 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - 黄金マンネペンさん» 嬉しいコメントありがとうございます(#^.^#)大号泣！？それは私としてはとても嬉しい現象ですw映画化したらいいですねwパク代表に脚本送っておきます(^^)wオンニなんて私にはもったいない言葉(*゜Q゜*)読んでくれてありがとうございました！ (2019年9月7日 23時) (レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒカリ
| 作成日時：2016年3月7日 11時
