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日々 ページ8

友「あー…。生理重いー。」

「ハナは大変だね〜!」

友「他人事みたいにー!!痛痛っ」

「ホラ!!痛み止め。」






高2の夏。
空は爽やかな晴天。

あの日みたいな大雨は今年は少ないらしい。


放課後。
窓を開けて夏の風を浴びる。


友「A!!私部活行くね〜!」

「おー!ガンバ!!」



教室に私一人。



こんな普通の高校生が
過去に人を殺したなんて
誰も思わないだろう。



すると後ろから音がする。




振り向くと…



JG「一人?珍しいじゃん。」


教室に入ってきたバスケの練習着姿のジョングク。



「仲良くない設定でしょ。私達。話しかけないで。」


JG「いいじゃん。教室誰もいねーし。」



「教室に居なくても廊下にいるもん。」


JG「ホント…お前ってぬかりねーのな。」


「当たり前じゃん。だから私達ここまで上手く生きてるんだよ?」




あんなことをしておいて
私達は笑っている。




「可愛い彼女に怒られるよ?」

JG「バーカ。好きで付き合ってると思ってんのかよ。」

「うわ。サイテー。」

JG「お前に言われたくねーよ。」






こんな会話…
みんなに聴かれたら私のキャラが
水の泡になる。




「部活行きなよ。」

JG「言われなくても行くよ。じゃな。」

「おーっ。」





テキトーに手を振り
カバンを持つ。




今日が『あの日』なのに
私達は普通に過ごしている。


心中扱いで事件の捜査が打ち切られたのは事件が発覚してわずか半年の事だった。



あの事件の後、私は養子として
今のお父さん、お母さんに引き渡された。

ジョングクは優しい親戚の家庭に引き取られた。


味わった事の無い暖かい空気に
私とジョングクはただただ
困惑したものだ。



けど、今では大好きな大事な家族だ。





秘密基地に一人で向かう。
今でも昔のまま残っている。



なぜかここに来ると
泣きそうになってしまう。



自分の手を見つめる。

間違った事なんて
一切してない。

人間になりたかっただけ。

ダメ→←自由



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ヒカリ(プロフ) - れなさん» れなさんコメントありがとうございます♪こーゆー作品私ももっと書きたいです!!今の書いてるのが終わったらまた考えたいと思ってます(^^)これからもよろしくお願いします♪ (2017年7月23日 10時) (レス) id: e49d78eca0 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - もっとこーいう作品出してほしいです!! (2016年12月10日 19時) (レス) id: 31f7a96154 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - あーちゃんさん» コメント嬉しいです♪ありがとうございます!!映画みたいですか!?(*≧∀≦*)照れますねw 更新頑張るので最後まで応援よろしくお願いしますね(●^o^●)またコメント下さい♪ (2016年1月8日 20時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - この作品すごいです!映画みたいで続きめちゃくちゃ気になります!更新頑張ってください!! (2016年1月8日 19時) (レス) id: c2e3d65173 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - グクさん» 嬉しいです!!コメントありがとうございます(●^o^●)超超超おもしろくこれからも書いていきますね♪愛読よろしくお願いします((o(^∇^)o)) (2016年1月6日 16時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒカリ | 作成日時:2015年12月7日 1時

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