共 犯 者 ‐BTS‐

バイト ページ47

私は破壊した盗聴機をジョングクに見せた。

JG「…っいつから!?｣

｢昨日花壇でジミン刑事に付けられたの。不自然に触れてきたからすぐに分かった。すごい。手作りだよ。｣

JG「こんな小さいの…分かんないよ。普通…。手作りって…。｣

｢うん。本気で調べに来てる。違法捜査までしてくるなんて。｣









ジミン刑事じゃなかったら
分からなかった…。





JG「…じゃあ俺も盗聴機が？｣

｢どっか触られた？｣

JG「…どこも。｣

｢なら大丈夫。一応探知機で部屋の中調べた方がいいかもね。私は大丈夫だったから…はい。貸してあげる。｣

JG「どしたの。この探知機。買ったの？｣

｢まぁね。バイト始めたんだ♪｣






たった１週間だけど
飲み屋でバイトした。
もちろん学校にも親にも内緒。
捜査から逃れるにはそれなりに
お金も無いと…。





JG「バイトって…俺聴いて無いけど。｣

｢いいんだ!!もう終わったからさ。１週間だけ。｣

JG「…まさか、体売ったりしてないよね？｣

｢アハハ!!するわけ無いじゃん!!｣







ジョングクは何かを探るように
私を見てくる。
…視線が警察みたいでイヤなんだけど。笑




JG「…じゃあ…。男を相手にする仕事？｣






言ってきたーっ。汗







JG「…。否定しないね。｣

｢…だって…。ジョングクには誤魔化し意味無いもん…。｣

JG「分かってんじゃん。｣









ジョングクの視線…。
ひいてる…？
怒ってる…？
軽蔑してる…？







ゆっくり近づいてきて…
そっと私を抱き締めてきた。




JG「…他の男を相手にすんなら…俺にも相手してっ…。｣ｷﾞュ…


｢…だって…仕事だったから…。｣///



JG「…今度からは違うバイトにして。…俺もバイトするっ。｣ｷﾞュ



｢ジョングクは部活大変なんだからいいの!!私に任せて!!｣









ジョングクの
ヤキモチが
嬉しかったりする…///





｢試合ガンバって書いたでしょ♪｣

JG「…でも…。｣

｢約束守るから!!違うバイトにするね!!｣

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