共 犯 者 ‐BTS‐

野良猫 ページ44

まさに今私の部屋に入ろうと
窓に手をかける…。

待って待って!!
こっち見てー!!!


カーテンの隙間に必死に視線を送る…。


JG「……っ!?げっ!?｣



私の部屋の状況に気付いたらしい。
今の反応が面白くてつい吹き出してしまった。




｢っふ…ハハ…｣

友２｢どしたの!?いきなり笑いだして。｣

友３｢思いだし笑いする人ってエ ロいらしいよ!?Aやらし〜!!｣

｢いや…。違う違う!!何でも無いからっ!!｣汗





カーテンの隙間をまた見てみると
ベランダを出ていくジョングクが見えた。


ふ〜…。よかった…。



友２｢今日暑くない!?窓開けようよ〜!｣

｢え!?いや…ちょっと待って!!｣ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ




窓を開ける友達。
あ〜〜…っ!!
お願い!!!ジョングク早く!!!





友３｢あ〜!涼しい〜♪何でこんな暑いのに窓閉めてんのよー!｣

友２｢A？何やってんの？何を祈ってんの〜？おーい。｣

｢……っは…!!!た、助かった!!｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

友１｢は？何が？｣笑







どうやらジョングクは自慢の運動神経でさっさと居なくなったみたいだ。
よかった…。運動音痴じゃ無くて…。





ガサガサガサガサ…





友4｢…ん!?庭になんかいるの？｣




庭から草木を踏みしめる音が聞こえる。
まさか…!ジョングク!?



｢え!?何も聞こえなかったけど？野良猫じゃない？アハハ…｣汗

友１｢野良猫!?私猫大好き!!おーい!?居るのー？｣





ジョングクじゃありませんように!!
野良猫でありますように!!





ガサガサガサガサ…





ま、まだ居るの!?
ジョングクなの!?





すると…






？｢…にゃ〜…｣







ん!?猫か!!




友１｢やっぱり野良猫♪どこにいるのー？おいでー？｣


？｢にゃ…｣


ガサガサガサガサ…




いや…。
…まさかね!?アハハ!!


そのうち何も聞こえなくなった。



｢ほら!!もう居ないよ!!女子会続き続き!!｣




はぁー…。
ドキドキしたぁ…。
警察居ないからってすぐに来るなよ…バカ…。///






すると今度は階段をドタドタ上がる音が聞こえる。


ｽｼﾞｮﾝ｢お姉ちゃんの部屋に行くー!!!｣

TH｢ダーメだって!!スジョンは兄ちゃんとお風呂ー!!!｣

ｽｼﾞｮﾝ｢やだやだやだ!!お風呂嫌いー!!!兄ちゃんだったら私の目にシャンプー入るもん!!痛いもん!!｣

TH｢分かった分かった!!じゃあ兄ちゃんの目にもシャンプー入れていいから!!｣

ｽｼﾞｮﾝ｢やだあああ!!｣叫





廊下から聞こえるスジョンとテテ兄の攻防戦。笑

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