花の罠 ページ38
職員室から出てきたジミン刑事。
頭のスイッチをONにした。
「あっ刑事さん♪お疲れ様です!!」
JM「うお!?Aさん!!居たんですか!?」
「部活やってるんで休みでも学校には来ますよ?」ニカ
ジミン刑事のリアクションが
まだ若いのだと思わせる。
JM「へ〜。Aさんは何の部活入ってるの?明るいから〜スポーツ系でしょ!?」
「よく言われますけど〜違います!!」ニコ
友達と話すみたいに笑顔を振りまく私。
「今から花壇の手入れするんです。……一緒に…行きます?」
JM「っあ…//う、うん!!話も聞いていいかな!?」
「いいですよ?フフ。」ニコ
私が笑うとジミン刑事は
少し耳を赤らめて頭を触る。
…分かりやすすぎ。
学校の裏の畑に向かう。
花壇は学校を囲むようにキレイに
揃えてある。
「これ!見てください!!今日咲いたんですよ♪ヒマワリ♪」ニコ
JM「っ…//あ、あ〜、そうなんだ!!すっごく元気に咲いてるねー!!」
「…ヒマワリって強いから放置してても勝手に育つんです。手間暇かけて無いのにこんなに可愛く咲くんです。」
JM「……。すごいね。
花壇に生えた雑草を手で抜いていく。
JM「あ、話なんだけど、お父さんとお母さんは仲良かった?」
「…………。」
JM「あ、思い出したく無い…よね!?ごめんね?」
「大丈夫です。父と母は仲が良い…というよりは、母が父に逆らえなくて言いなりになってた感じです。」
JM「じゃあ…お母さんはお父さんの事…もしかしたら…。」
「嫌いだったかもしれないですね。男女関係の線…当たってたりして。
ジミン刑事は簡単で助かる。
私が言わなくても勝手に事件を私から遠ざけてくれる。
JM「…。こんなツラい話…。ごめんね。」
「仕方ないじゃないですか♪仕事ですもんね♪気にしないでください。私はジミンさんの方が心配です。…毎日ご苦労様ですっ。」ニコ
JM「……っ///あ、ありがとう!!」
よし。あとひと押し。
JM「どうして生物部を作ったの?」
「きっかけは怪我したスズメを保護した事なんです。それから生き物が大好きになって…植物も育てるようになりました。…怪我してたり、捨てられたりされてるのを見ると助けたいって思うんです。」
ふと隣のジミン刑事の顔を見ると
少し涙ぐんでるように見えた。
JM「Aさんは…っいい人だね。」ズズー
「あ、ジミンさん…涙…拭いてください。」
ハンカチを手渡す。
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ヒカリ(プロフ) - れなさん» れなさんコメントありがとうございます♪こーゆー作品私ももっと書きたいです!!今の書いてるのが終わったらまた考えたいと思ってます(^^)これからもよろしくお願いします♪ (2017年7月23日 10時) (レス) id: e49d78eca0 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - もっとこーいう作品出してほしいです!! (2016年12月10日 19時) (レス) id: 31f7a96154 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - あーちゃんさん» コメント嬉しいです♪ありがとうございます!!映画みたいですか!?(*≧∀≦*)照れますねw 更新頑張るので最後まで応援よろしくお願いしますね(●^o^●)またコメント下さい♪ (2016年1月8日 20時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - この作品すごいです!映画みたいで続きめちゃくちゃ気になります!更新頑張ってください!! (2016年1月8日 19時) (レス) id: c2e3d65173 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - グクさん» 嬉しいです!!コメントありがとうございます(●^o^●)超超超おもしろくこれからも書いていきますね♪愛読よろしくお願いします((o(^∇^)o)) (2016年1月6日 16時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒカリ | 作成日時:2015年12月7日 1時