お願い ページ34
私達の家を見張ってる…。
「テテ兄、ちょっと炒飯炒めてて？」
TH｢いいよー♪」
テテ兄にやってもらって
私は電話しながら
自分の部屋に行く。
少しカーテンを開けて見てみる。
「え…。どこ？」
JG「Aのとこからだと影で見えないかも。建物の影になってて。俺の部屋からは車が見える。」
「何で見張られてんの…。まさか私達の事疑ってんのかな。」
JG「…マジ？けど1人って事は…」
「うん。たぶん確証が無いし、証拠も無い…あのユンギって刑事の勘だけでなら単独捜査もありえるかも」
やっぱりあのユンギって刑事…。
要注意人物だ…。
「見張りが無くなるまでは会えないね。」
JG「…やっぱり…？」
「当たり前だよ。見張りが無くなるまでの我慢だよ。」
JG「…いつ…終わるのかな。」
「……。分からない。ずっとかもね。」
そう言ったら黙っちゃったジョングク。
「…けど、私も部活あるし、夏休みでも学校で会えるって!!｣
JG「…気使わなくていいよ。」
「いや…。気は使ってなんか…」
JG「…もしさ、俺が計画ダメにしちゃったら、A…俺の事殺してくれる？｣
は…。何言ってんの…。
JG「俺が心中事件の全部を行った犯人にしてさ。自ら殺したことにして俺を殺して。」
「ば、バカ!?何言ってんの!?冗談でもそんなこと許さないから!!ふざけんな!!｣
ジョングク…どうしたんだよ…。
JG「このままずっとずっとAに会えないなら…俺…どうするか自分でも分かんねーんだ。何でAじゃなきゃダメなんだろ。何で離れられないんだろ。…俺って変？｣
ジョングクに言われる私への気持ち。
こんなにも必要とされてる…。
急に涙が溢れて止まらない。
「……っ!!ジョングクを絶対に殺さない。絶対死なせない!!絶対警察になんか行かせない!!……だからお願い…。殺してなんて言わないで…。私を…また1人にしないで…。」
床に膝をつきうずくまる。
涙が床にポタボタ落ちて水溜まりが
出来ていく。
JG「A…ごめん。泣かしちゃった…。」
初めてジョングクを失う怖さを
知った。
JG「ごめん。もう言わないから…。泣かないで？｣
「……次言ったら…殺すから。」
電話を切って涙を拭く。
けど涙が止まってくれない。
TH｢A〜炒飯いつまで炒めたらいいの〜？っ…泣いてんの？｣
テテ兄にしがみついて赤ちゃんみたいに泣き叫んだ。
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ヒカリ(プロフ) - れなさん» れなさんコメントありがとうございます♪こーゆー作品私ももっと書きたいです!!今の書いてるのが終わったらまた考えたいと思ってます(^^)これからもよろしくお願いします♪ (2017年7月23日 10時) (
レス) id: e49d78eca0 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - もっとこーいう作品出してほしいです！！ (2016年12月10日 19時) (レス) id: 31f7a96154 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - あーちゃんさん» コメント嬉しいです♪ありがとうございます!!映画みたいですか!?(*≧∀≦*)照れますねw 更新頑張るので最後まで応援よろしくお願いしますね(●^o^●)またコメント下さい♪ (2016年1月8日 20時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - この作品すごいです！映画みたいで続きめちゃくちゃ気になります！更新頑張ってください！！ (2016年1月8日 19時) (レス) id: c2e3d65173 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - グクさん» 嬉しいです!!コメントありがとうございます(●^o^●)超超超おもしろくこれからも書いていきますね♪愛読よろしくお願いします((o(^∇^)o)) (2016年1月6日 16時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒカリ
| 作成日時：2015年12月7日 1時
