再捜査 ページ17
ジョングクを電話で呼び出し
秘密基地に向かう。
秘密基地は高台にある小さな
廃工場だ。
制服の白いシャツに
黒い制服のスラックスで現れたジョングク。
JG「どした？呼び出しとか珍しいじゃん。」
「…。そのシャツのボタン閉めてよ…。開けすぎじゃない？｣
JG「こんな暑いのにボタンなんか閉めねーよ。あ。目のやり場に困ってんの…っ痛っ!?」
尻に蹴りを入れて本題に入る。笑
「この記事、見て。」
持ってきた新聞紙を
腰をおさえながら見るジョングク。
JG「再捜査…。今ごろ？」
「筆跡鑑定の精度が上がって、当時分からなかった事が判明したんだってさ。」
JG「…それって…。偽造した遺書がバレたって事？」
「…だと思う。心中じゃなくて事件性が出てきたってところかな。だけど事件性に関わる証拠が全然見つからなくて警察の調べが進まないみたい。」
JG「俺達、また聴取されんのかな。」
「来ると思うよ。私達はあくまで親を失った子供として話せばいい。必要以外の事は話さない事。変にリアクションとかしちゃダメだよ。聴取されてる間は私達の動作や目の動き、汗まで見られてるんだからね。」
新聞紙に汗が落ちる。
「…汗…かきすぎじゃない？｣
JG「だって暑いんだもん。」
髪の毛を伝って首筋、肩にかけて
汗の雫がジョングクに流れる。
それを見て思わずジョングクから
離れた。
なんだか分からないが
急に顔が暑くなったから。
JG「…？どした？虫でもいた？教室でも虫がいたーとか言って叫んでたもんな。」
「だ、だって…あの時は友達がジョングク達誘って夏休みどっか行くかーって言い出したから…。」
JG「はっははは!それだけで？」
それだけで…って…。
学校で仲良くない設定が意味無くなるじゃん!!
JG「行ってもいいんじゃない？仲良くしなければいいじゃん。それとも彼女も連れていく？｣
「彼女…いるなら…いいけど。」
JG「じゃあ決まり♪楽しみー。」
行ってもいいのかなー…。
そして終業式。
明日から夏休みだ。
みんなはウキウキワクワクしているけど、私は楽しみ半分、警戒感半分だ。
警察が家に来るかもしれない。
いや…絶対来るはず。
私は絶対捕まらない。
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ヒカリ(プロフ) - れなさん» れなさんコメントありがとうございます♪こーゆー作品私ももっと書きたいです!!今の書いてるのが終わったらまた考えたいと思ってます(^^)これからもよろしくお願いします♪ (2017年7月23日 10時) (
レス) id: e49d78eca0 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - もっとこーいう作品出してほしいです！！ (2016年12月10日 19時) (レス) id: 31f7a96154 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - あーちゃんさん» コメント嬉しいです♪ありがとうございます!!映画みたいですか!?(*≧∀≦*)照れますねw 更新頑張るので最後まで応援よろしくお願いしますね(●^o^●)またコメント下さい♪ (2016年1月8日 20時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - この作品すごいです！映画みたいで続きめちゃくちゃ気になります！更新頑張ってください！！ (2016年1月8日 19時) (レス) id: c2e3d65173 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - グクさん» 嬉しいです!!コメントありがとうございます(●^o^●)超超超おもしろくこれからも書いていきますね♪愛読よろしくお願いします((o(^∇^)o)) (2016年1月6日 16時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒカリ
| 作成日時：2015年12月7日 1時
