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付き合った当初は彼との差に苦しんで苦しんで何度別れようと思ったか分からない。
まだ大学生だった私の前に現れた一際輝く新入生はあっという間に全生徒の注目の的になり、些細なきっかけで知り合った私達の関係はジェヒョンからの信じられないアプローチのせいで驚くスピードで縮んでいった。
年下の彼氏なんて当時は考えた事もなくて、年上がいい年上がいいと周りに言っていた私だったけど
いつの間にか隣を歩いていたのは年下のジェヒョンだった。
誰から聞いたのか歳下に興味ないと知っていたジェヒョンにいつも指は絡められしっかり手を握られて逃さないと言わんばかりにポケットに押し込められていた。
「ヌナ、、、何か隠してる事ない?」
『、、、無いよ。』
3日に1回はしていた会話。多分ジェヒョンには早くからバレていたと思う。
毎朝、嬉しくないプレゼント
どうしてこんなにも皆んなから思われているジェヒョンは私なんかを選んだんだろう
元々感情の起伏は少ない方だからダメージは少なかったけど、さすがに年単位でヤラれるとこちらも限界は来る。
別れた方がお互いのために、、そう考えたことは何度もあった
それでも彼から離れられなかったのはジェヒョンのことが本当に好きだったから
見た目がかっこいいとか、そんなんじゃなくて彼の出す雰囲気がとても心地よくて長時間一緒にいても苦痛じゃなくて、必要な時だけ会話して無言の時間でさえも楽しくて
こんな人にこの先出会える自信がなかった。
その全てが年齢だけは大人になったばかりの私が必死に耐えることが出来た理由の全てだった。
「、、、ダメだよ。俺に嘘ついちゃ」
『んー、嘘ついてないよ』
何度目かのクリスマスデート
イルミネーションで縁取られた道を歩く2人の手はジェヒョンのポケットに閉じ込められていて、それが私を少し安心させてくれた。
その夜、年上のプライドだったのか素直に言えずにいた私の悩みをジェヒョンは無理矢理にベットの上で吐かせた。
『あれは酷かったよね』
「酷いのはヌナの方でしょ。彼氏に嘘つくなんて」
あの日は楽しかったなぁ。って記憶を辿るジェヒョンは心底嬉しそう
彼の手によって散々責められ、溶かされてドロドロにされた私は自分の現状を吐き出すことしか許されなかった。
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ともともも(プロフ) - メリッサさん» ありがとうございます！似たような雰囲気の話ばかりになっていて悩んでいたのですごく嬉しいです、普通に泣いてます。これからも頑張ります！ (2022年12月20日 14時) (
レス) id: 01f45e17e6 (このIDを非表示/違反報告)
メリッサ(プロフ) - ともとももさんの書かれる細かくて優しくて、その場面が思い浮かぶ文がとっても好きです！ (2022年12月11日 2時) (レス) @page30 id: 078328f077 (このIDを非表示/違反報告)
ともともも(プロフ) - moon_shineさん» いつもコメントありがとうございます。最早我々の中では季語に認定されてますよね（）どんどん寒くなって行くのでこれからの黄仁俊が楽しみで仕方ありません（涎） (2022年10月26日 0時) (レス) @page13 id: 01f45e17e6 (このIDを非表示/違反報告)
moon_shine(プロフ) - 冬の黄仁俊は季語になってもおかしくない。私も昨日のロンジュンにやられました。ともとももさん、いつも素敵なお話をありがとうございます。 (2022年10月15日 7時) (レス) @page7 id: db76fff5c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ともともも | 作成日時：2022年10月15日 1時
