13 ページ33
それからジェノに袖を掴まれたまま私の家に帰ってきた。
お風呂に行くまで私にベッタリだったジェノ
なんとなく予想は付いてるけど、やりたいようにさせようと思って。あえて何も言わなかった。
『ジェヒョンに連絡したー？』
お風呂から出て、顔を出すとジェノは洗い物をしていた。
ヌナのご飯久しぶり、美味しい。って
私の作ったご飯を食べて、やっと笑ったジェノはいつもしてるからって片付けを自らしてくれて
ほんとに良い子で、どこにも嫁に出したくない。
「あっ、忘れてた。」
ヌナがして、手が泡だらけ！
『えーーー。めっちゃヤダ。』
「言うこと何でも聞いてくれるって言ったじゃん」
中々、機嫌の戻らないジェノに今日と明日は何でも言うこと聞いてあげる。と言った私は
約束は守る女だ。
［､､､なに？］
『今日と明日ジェノうちに泊まる。』
［ふーん。わかった。］
制服どうすんの？
『ジェノ！制服どうすんの？って聞いてるよ』
「あっ、忘れてた！！」
［明日出かけるついでに持って行ってやるよ］
『､､､げ。来るの？』
［Aヌナじゃなくてジェノに渡すんだよ。］
『相変わらず可愛くない。』
［嘘つけ、この前母さんに俺の子供の頃の写真送ってって頼んだの誰だよ。］
あの人、なんで告口すんの。
天真爛漫な母の悪意に目を細める。
［悪用すんなよ。］
『しないわ、ってか、もう消したし』
［あっそ、じゃあ明日出る時連絡する］
機械音が聞こえてきたスマホを降ろして
いつの間にか隣に来ていた三日月を見る
『､､､ジェノ。ニヤニヤしないで』
「ふふふ、ごめん。」
2人が話してるの久しぶりに見たから嬉しくて。
本当に嬉しそうに鳥肌立つようなことを言ってきたジェノは飛び込むようにベットに入って、早くきてーって布団をめくってくる。
一緒に寝るの？と思いながらも可愛い可愛い弟の頼みは全部聞く仕様にできてる私は
『ガオーーー』←？
って叫びながらジェノの上に乗って、その可愛い顔を両手で挟んで額をくっつけた。
『甘えたジェノ君、思ってることヌナに言ってみて？』
私の言葉に困った顔をしたジェノは目をつぶって私の手に両手を重ねた。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 636人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCTDREAM」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ともともも(プロフ) - SULLI*さん» コメントありがとうございます！だいぶゆっくりですが書き進めてはおりますのでまた覗きに来ていただけると嬉しいです！ユウタ君との関係性も楽しみにしててください！ (2023年2月5日 0時) (
レス) id: 01f45e17e6 (このIDを非表示/違反報告)
SULLI*(プロフ) - 最高です！！ユウタとの関係性がどうなるか気になります！更新楽しみにしてます！ (2023年1月21日 5時) (レス) @page43 id: 2ff883087a (このIDを非表示/違反報告)
ともともも(プロフ) - かよこさん» ありがとうございます！ある程度最後まで書けたら出す予定ですので気長に待って頂けると有り難いです！😊続きがんばります！ (2022年6月14日 15時) (レス) id: 01f45e17e6 (このIDを非表示/違反報告)
かよこ(プロフ) - ワードチョイス最高すぎて“あのビックリした顔文字みたいなガキ"で一生笑ってます🤣続き楽しみにしてます✨ (2022年6月7日 14時) (レス) @page16 id: d71004e891 (このIDを非表示/違反報告)
ともともも(プロフ) - かなたさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。更新止まっているのですが話まとまったら再開します！良かったらまた覗いて下さい☺️ (2022年4月29日 16時) (レス) id: 01f45e17e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ともともも | 作成日時：2021年7月4日 22時
