〜２話〜 ページ4
｢馬鹿だねぇ、まんまと着いてきちゃって。｣
｢こんな目に遭うなんて知らなかっただろうにねぇ。｣
｢それもこれも私達のさとみ王子をとるから行けないのよ？｣
｢｢｢ふふふふっwww｣｣｣
痛い。
心が痛い。
なんで私がこんな目に遭わないといけないの？
たった一人の助けてくれる人に手を貸してもらったらだめなんですか？
私が悪いんですか？
｢なんか言ったらどうなんだよっ！｣ドスッ
痛い。
｢まぁ反抗したら反抗したでもっと酷い目に遭うけどねぇw｣
苦しい。
｢さとみ王子もあんたには呆れてるでしょうに。｣
お兄ちゃん、そうなの？
私は助けてくれるお兄ちゃんですら信じられなくなってしまったよ。
ごめんね。
お兄ちゃん。
｢あんた、いい加減に…｣
バァァン
？｢A！？大丈夫か！？｣
あ、来てくれた………。
｢さ、さとみ王子？どうしました？｣
さ｢前から怪しいと思ってたんだよ。お前ら、自分が今何したかわかってるよな！？｣
と言って彼は右手を挙げた。
さ｢…………出ろ。｣
｢｢｢｢了解いたしました、さとみ王子。｣｣｣｣
｢ねぇ、ちょっと大丈夫なのぉ？｣
｢に、逃げましょうっ。｣
目の前の光景が映画のように映し出される。
この映画では私が主人公なんだろうなぁ。
化け物なんて呼ばれてないんだろうなぁ。
さ｢A！！遅くなってごめっ…………………え？｣
なんで驚いてるの？
私がそう言おうとした瞬間、お兄ちゃんは自分の上着を私に掛けた。
『お兄ちゃん？どうしたの？』
さ｢ば、ばか！お前下着姿じゃんか！｣
と耳まで真っ赤にしたお兄ちゃんが言う。
そっか、忘れてた。
下着姿で縛られてたもんね。
『………お兄ちゃん、寝ていい？』
さ｢また寝てねぇのか！？｣
と慌てたように言う。
『軽く３日半ぐらいかな？』
さ｢寝ろ！！お前の部屋まで連れてってやるから！！｣
『ん………。ありがと……………。』
心地よい揺れが私の眠気を誘う。
気付いたら私は意識をなくしていた。
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やほやほ先輩＠ULOG民(プロフ) - 迷い猫さん» コメントありがとうございます……！か、神小説！？恐れ多いです……！でも嬉しいです！ありがとうございます！！ (2021年10月31日 19時) (
レス) id: 1287272451 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - キタこれ…神小説キタこれ…‼ (2021年10月29日 18時) (レス) @page18 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
やほやほ先輩＠ULOG休止中(プロフ) - むつき。さん» そんなことないよー！でもありがと！ (2021年8月27日 13時) (レス) id: cba7773a2c (このIDを非表示/違反報告)
むつき。(プロフ) - 新話も神だぁ！更新頑張って！ (2021年8月27日 11時) (レス) id: 39a6f33dff (このIDを非表示/違反報告)
やほやほ先輩＠ULOG休止中(プロフ) - むつき。さん» 友達申請、めっちゃ嬉しいです！！待ってます！私もタメは全然ＯＫなのでどんどん仲良くしましょー！！ (2021年8月26日 16時) (レス) id: cba7773a2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やほやほ先輩 | 作成日時：2021年7月2日 20時
