隣に居たのはいつも貴方でした (ページ7)

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本当の気持ちページ7

Your side

善稀から貰ったネックレスを失くしてしまった。

辺りは暗くなり、どこを探しても見つからない。

はぁ

私ほんっと最低だ、、

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このネックレスは善稀が初めてくれたプレゼントだった。

善稀「これ、絶対Aに似合うと思ったから」

青く輝く鉱石がついたネックレス。

「綺麗、、」

善稀「これから中々会えなくなると思う。

　 ...俺のこと待っててくれる？」

将来の為に善稀が決めたこと。

私は応援するって決めたから。

「うん...ずっと待ってるよ」

善稀「A... よかったぁ、、」

安心したのか善稀はおもいきり私を抱きしめた。

善稀「愛してるよA。立派になって帰ってくるか

ら、、そしたら俺と、、けっ、結婚してくれませんか

！！！」

あまりの驚きで私は固まった。

嬉しくて涙が溢れる。

「、、、っはい。」

善稀は小学生みたいにはしゃいで喜んでくれた。

無邪気に笑う善稀の姿が愛おしかった。

あれ、、

何でだろう、、

思い出話に浸っていたら私は泣いていた。

「ウッ、、会いたいよ、、善稀、、

　どこにも行かないで、、」

あぁ。これが本当の気持ちなんだ。

ただ不安で仕方なくて、

それなのに私はいつも強がってばかり。

本当は毎日善稀と一緒に居たい。

善稀に触れたい。

善稀の笑った顔が見たい。

それだけなんだ。

「ウッ、、よしき、、ごめんね、、」

" あのっ、、、"

その時、誰かに声を掛けられた。

「えっ、、？」

振り返るとそこには、

"すっすみません突然、、"

「貴方は、、あの時の、、？？」

この間、駅前で会った有名人だった、、、