頭から離れない ページ2
川西side
「分かったよ、、ほな一旦待機してるわ」
俺は今次の移動のためマネージャーを待ってる。
やけど、道が混んどるとかって遅れてる。
東京駅で待ち合わせ。
せやけどそろそろ俺って気付、、かれてるなあ、、
俺は川西賢志郎
2年前に大阪から東京に拠点を移した。
芸人だ。
水田っていう相方と和牛ってコンビでM-1で3年連続2
位になった。
優勝すら出来ひんかったけどそこそこ有名になれた。
何故か吉本男前ランキングでは俺は2位にもなった。
まあどこまでも1番になれへん中途半端な男や。
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水田は昨日別の仕事やったから集合場所が違う。
やから今は俺1人やねんけど、、
ファン「川西さんですよね？？大好きです！！握手し
てもらえますか？」
「ありがとう」
俺は求められたら断れるタイプ、、ではない。
こういう時はっきり言える水田が羨ましい。
こうすると、どんどん人だかりは増える、、
有難いことなんやけど、駅の真ん前やし、迷惑になる
ようなことはしたくない、、、
マネージャーまだかあ？？
ファン「ちょっと〜邪魔ってば！！」
"ドンッ"
「きゃっ！！
何か嫌な音がした。
1人の女性が道端で転んでた。
マジかよ、、！
俺のせいや、、
すぐに駆け寄って手を貸した。
顔を上げた彼女を見た瞬間衝撃やった。
(めちゃめちゃ綺麗な人や、、、)
艶やかな黒髪ロングに白い肌、うるっとした大きな目
に吸い込まれそうになった。
睫毛なが、、、
こんな綺麗な人実際におるんか、、？？
あかん。そんな場合やなかった。
俺は謝罪した。
そしたら彼女はなんでか笑ってて、
それじゃって言って去ってった。
完璧で綺麗すぎる容姿とは、想像つかへんほど
笑った顔は無邪気な可愛いらしい笑顔やった。
彼女が走っていく姿を俺は見えへんくなるまで目で追いかけていた。
マネージャー「すみません川西さん！お待たせしまし
て、行きましょう。」
「あ、うん。
あれ？これ、、」
綺麗な鉱石がついたネックレスが落ちていた。
もしかして、さっきの、、
マネージャー「川西さん？？乗ってください！！」
そう言われてとっさにポッケにいれて、タクシーに乗った。
タクシーの中でも俺の頭の中は彼女のことでいっぱいやった。
(あかんやん、、こんなん、、どうすんねん)
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rih(プロフ) - ともさんおかえりなさい！ずっとずっと待ってました！これからも楽しみにしてます！1番のファンより (3月5日 19時) (
レス) @page20 id: 0f43915c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ともさん | 作成日時：2021年2月13日 16時
