雨が降り私は歌う [KZ] (ページ9)

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#eight ページ9

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仲間だから。

仲間だから…ね。

私は薄く微笑んだ。

上手く笑えてるかな？

｢たちばな…？｣

思わず平仮名に変換してしまうほど優しい声で忍が心配そうに私に問いかけた。

私は我に返る。

あぁ忍に心配掛けていた。

私ははポかと頭を小突く。

ダメな立花彩だ。

『大丈夫だよ。それでどうしたの？』

私はできるだけ落ち着いた声で話す。

｢あぁ良かったぁ…｣

心から安堵したのか忍のため息が聞こえてきた。

私はクスリと笑う。

可愛い。

『それで？』

｢あぁ立花今度一緒に遊びに行かないか？｣

私はテンションMAX！！

忍と遊べるの！？

私ははにかむように笑った。

んーとてつもなく嬉しいっ！！

私はワクワクしながらスマホを握る。

『いいの！？』

｢いいに決まってるだろ｣

んー忍だぁい好きっ！！

私はずっとニコニコ。

『2人で行くの？』

ふと疑問に思ったこをぶつける。

すると忍の残念そうなため息が聞こえてきた。

｢それがさぁ…｣

それが？

｢当初は2人で行く予定だったんだけど｣

ってことは誰か他の子もいるのかな？

ワクワク

｢美門が出てきて｣

翼ぅ？

｢それはずるいって｣

ずるいの？

｢美門も一緒に行くことになった｣

とても悔しそうな声だったかは私は思わず苦笑い。

んー可愛い。

｢今度会った時俺の頭撫でてよ｣

おぉ！！いいよ！って翼か！？

｢ずるいです！僕の頭も撫でて下さい！！｣

浮いている声がひとつ。

私はそーとまふさんの方をみる。

そこにはふんふんと効果音がつきそうなまふさんがいた()

やっぱり成人してないのかな？(失礼)

可愛すぎだよ。

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翼出したのは趣味でふ。(でふ)

飢えてるのでふ。(でふ)

ムン