HERO(RIKU)

HERO-3-3 ページ13

Aside


コーヒー豆久々に買うなぁ勿論自分のじゃなくて陸君のお母さんお父さんにだけど

アメコ今日誰か来てるかなぁ…？

あと何飲もうかな？…

まぁ入ろ



陸「A！」

A「あ、陸君丁度良かった！」


陸「どした？」



A「陸君のお母さんとお父さんにコーヒー豆渡したくて…」


陸「それより荷物重そうだから半分持つよ」

A「いいの？」

陸「うん。」

A「ありがとう。」


陸君昔と変わらず優しいな…

絶対、奥さんを大切にするいいお父さんになるよ

陸「それでコーヒー豆だっけ？」


A「そうそう！どのくらい買おうか迷ってて」


陸「お母さんとお父さん多分Aから送られたものならどのくらいあっても喜ぶよ笑

あ、コレはどう？」

陸君が言ったのはちょうどいい量のコーヒー豆のセットだった


A「じゃあそのセットのやつにしとく！」


それから買ったセットのコーヒー豆をコンビニで送ってもらった



帰り道


久々に陸君と一緒に帰る気がする…

なんかぎこちないな…


陸「A今日まこっちゃんとの買い物楽しかった？」


A「っへ！？う、うん楽しかったよ…てかなんで知ってるの？」


びっくりした…なんで知ってるんだろ…


陸「昨日偶然まこっちゃんと帰り道に会ってまこっちゃんが明日Aと出掛けるって言ってたから笑

それにしても、まこっちゃんとの買物なのに終わるの早くない？俺達が一緒に出掛けててもいつも絶対6時以降になるからね笑」


A「まこっちゃん今日いきなりお仕事入ったんだって…

まぁ仕方ないよね！休みが潰れてなんぼ、それが芸能人なんだから！」


陸「寂しいんでしょ？」



A「寂しくなんかないから大丈夫！」


本当は寂しいだってずっと遊んでおきたかった。


陸「もう、俺の前では無理するなよ笑」


ほらこの優しさにみんな惹かれちゃうんだよ


A「無理なんかしてないし…」


ﾎﾟﾝ

陸「ほら〜もう着いたから荷物もって！今度の休み一緒に出かけるよ！」


察して、陸君は私の背中をぽんと叩いて励ましてくれた

そんなイケメンな行動も変わってない。

A「うん。わかった」

陸「じゃあね」


A「ありがとう！じゃあまた明日！」


じゃあねと言って隣の部屋に行く姿もカッコイイって反則だよ…

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