お豆腐女子(EXILETRIBE)

お豆腐28丁 ページ30

北人side


A「そうですよ。まぁ前のお父さんですけど、カッターは美術で使ってて慣れたんで怖くないんですけどナイフと包丁は慣れてないんで…今でも震えが…と、とりあえず、応急処置を…」


慎「その手でできないでしょ。」


A「でも…私の存在がいけなくてなった事やからせめてそのくらいはさせて」


お人好しすぎてるって…でも


慎「…はぁ、分かった応急処置だけね」



A「ありがとう。じゃあ消毒しみるかもしれへんけど我慢してな…」



妃華「痛いっ…


痛い…

痛いって言ってるでしょ！？あんた耳ないの！？バカなの！？」


A「馬でも鹿でも耳生えてるんやからあるわ。あと馬鹿やからそこは勘弁してなぁ。」


妃華ウザっ…


妃華「は？嫌われ者が何言ってるの？」


もうきれたわ。完全にきれたわ。

慎「…いちいちうるせぇな…

お前のただの嫉妬でした自傷行為の応急処置してやってくれてるのにさ、その態度なんなの？めっちゃムカつくんだけど。」


妃華「痛いの嫌なのわかんないの！？」


A「(じゃあなんで自分で刺せたんやろ？)まこっちゃんええよ笑こんな相手何万人もいるんだから慣れてるよ。


はい！出来た！じゃあ医務室行ってくるわ。」


慎「危なっ…」


Aは倒れそうになった









ｸﾞｲｯ





北人「ダメでしょ。怪我人が1人で行っちゃ」


抱きしめられたような形になってる。ズルい。思ってはいけない所って分かってても思っちゃう気持ち。へんだな。


A「ありがとうございます。でも…


北人「でもじゃない！行くよ」






まただまた北人さんにいい所取られた。これで何度目だろ。




壱馬「まこっちゃん妃華連れてったって」


慎「はI…

昂秀「…まこっちゃん。俺が行くよ！」



慎「でも…


昂秀「でもじゃない！Aのために怒って疲れたと思うから休んだ方が身のためだよ！じゃあね！かっこよかったよ！」


昂秀…ありがとう。



壱馬「なんや、昂秀が行ったんか。そりゃまこっちゃん疲れたよなゴメンな疲れてんのに仕事言って」



慎「いいですよ！ちょっとお茶買ってきます…」



なんだろ。頭がクラクラする





ﾊﾞﾀﾝｯ


久々に倒れた気がした。

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