#35 ページ36
貴方side
『愛斗…とも？』
「A、迎えにきたよ」
そうやって目を細めて笑う、ともの姿を見るのも久しぶりで
すごく懐かしかった。
「あぁ、やっぱり君彼氏居たんだ〜」
『あ…!!愛斗達こっちに来ちゃダメ!!』
必死に叫ぶ
二人がこっちに来たら、確実に危ない
「お前…っ、絶対許さない」
「アハハ、どーだろうね？
君はこの子を救えるのかなぁ？」
仮面の男はこの状況を楽しんでいるのか？
『い…った』
思いっきり太股に包丁を刺された
「あーあ、血が付いちゃった。
真っ白な肌が紅く染まるね、美しいよ!!」
こいつ……頭おかしい。
刺された箇所が酷く痛む
『逃げて…二人とも』
「紅く染まったキミも美しいね!!!
このまま飼.い.殺.しもありかなぁ？」
仮面男は余裕そうに笑ってる
「テメェ…絶対許さねぇ!!」
ともがそう叫んだ
それと同時に近づいてくる
『と…も……？』
「人の彼女傷つけてんじゃねーよ!!」
「おーいいね、もっと怒れ!!!怒鳴り散らせ!!!!
見せてくれよ、人間らしさをなぁ!!?」
ともは仮面男をただ睨み付けている
「いやーともさんカッコいいね」
『うわぁ!?愛斗…?』
「今、鎖とか外すから待ってね〜」
何で居るのここに……
「ともさんがね、犯人の注意をひくから
Aのこと助けに行ってって言われてさ」
「よし、とれた」といいながら
『うわぁ!!?』
お姫様抱っこをされました。
『ちょっ、離してよ』
「だーめ、太股から血が出てるし。
こんな状況じゃ歩けないでしょ？」
『……はい』
.
「あーあ、僕のお人形さんとられちやった」
包丁を片手に仮面男は呟いた
「ま、別にいいんだけどね。
いやー君の肌滑らかだったなぁ…肌も真っ白だし。文句無いよ!!」
うわぁ、気持ち悪っ。
「あっそ。とりあえずAは返してもらったし…
あとはお前だ。誘拐犯」
指を差してともが言う
「タダで済むと思うなよ?」
「まぁーどっちみち、もう警察には電話しちゃったんですけどね。」
うわー二人とも笑ってるけど怖いよ
目がマジだ……
「A、もう少しだから。
俺がいいっていうまで目を瞑ってて？」
「心配しなくていいよ!!俺ら強いから。」
そうやって微笑む姿をみて
『うん、分かった。』
やっぱり好きだな。
なんて、思っていた。
『…』
目を瞑ってる間は、ずっと殴り合う音とかが聞こえて
無茶苦茶、怖かったです。
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黒猫娘。(プロフ) - 秋華さん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます。そう言って頂けてとても嬉しいです！更新頑張りますね！！！ (2017年8月7日 18時) (
レス) id: 36f0080ce5 (このIDを非表示/違反報告)
秋華(プロフ) - この作品は、今まで読んだ中で、一番感動して泣いたと思います。 続編も頑張ってください (2017年8月2日 1時) (レス) id: 5237a5a8ea (このIDを非表示/違反報告)
黒猫娘。(プロフ) - くりふわさん» 楽しみにしててくださあああい！！？ (2017年6月11日 21時) (レス) id: 36f0080ce5 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫娘。(プロフ) - 豆乳珈琲さん» 豆乳先輩。。。(´・ω・｀)ずっとついていくっす(//∇//) (2017年6月11日 21時) (レス) id: 36f0080ce5 (このIDを非表示/違反報告)
豆乳珈琲(プロフ) - ぅぁぁああ！めっちゃ面白かった！ハマってついついこんな時間まで読み漁ってしまったww(現在時刻0:45)ありがとう！← (2017年5月27日 0時) (レス) id: b281903062 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫娘。 | 作成日時：2017年2月4日 23時
