#29 優しさ ページ30
愛斗side
『お腹空いたー』
あれから、ゲームを昼からやって今は午後7時
「うぇ!!?もうこんな時間？
ご飯作るから待ってて」
「『はーい』」
ゲームしてると時間を忘れちゃうよね
俺も朝、少しゲームやろうと思って時計みたら日付変わってるってことよくあるもん←
『今日のご飯はなんだろうねぇ…』
「ハンバーグ食べたい」
そんな感じで喋っていると
「お待たせー」
ご飯がきた
『うおー！カレーだ』
「美味しそうっ、流石彼方。」
「えっへへ〜今回は二人のために頑張ったよ。」
そうやって笑う、彼方の姿は昔と変わらなくて
「昔に戻れたみたい…」
少し、懐かしかった。
『あー美味しい。』
「彼方天才。」
うめーw
『あー美味しかった』
「ごちそうさま。」
「はーい、お風呂入ってきな」
『はーい』
それから、お風呂に入ってまたゲームして。
『んー…』
「A眠くなったの?
お布団ひいたから寝てきな。」
『うん、おやすみ』
そういってAは寝室に消えていった
「愛斗は？まだゲームする?」
「うん…」
彼方と二人っきり。
本当にこの空間は何年ぶりかだ
「ねぇ、愛斗？」
「なに」
「何か相談したいことあるでしょ?」
「え？」
その通りだった。
俺が帰省したいと言ったのは、勿論気分転換という意味もあったけど
一番は、彼方にAのことを相談したかったからだ
「Aのことで…相談が」
「なんでもこの彼方さんに言ってみなさい!!」
そうやって笑う彼方の姿をみて
「うん!!」
何だか少し心が軽くなった気がした
それから、ともさんの事とかAのこどが好きなこととか。
ずっと自分の中に閉じ込めていたものをはきだした
終始ずっと彼方は「うん」とか「大変だったね」とか優しい言葉をかけてくれた
「俺さ、Aのことを守れるような男になりたい」
「なんで?」
「だって、俺が生まれてからずっと傍で笑ってくれて
弱虫な俺をずっと守ってくれてた。
だから俺がきっと守る番なんだよ」
彼方の目を見てそう言った。
彼方は「がんばれ」とでも言うように元気いっぱいの笑顔で返してくれた
「Aってさ、」
「うん」
「人一倍正義感が強くて優しくてさでも、バカで不器用で寂しがりで。
誰かが隣に居ないとダメなんだよ
だから愛斗がAの笑顔を守って？
愛斗なら絶対に守れるから。」
「うん!!!」
あぁ、彼方に相談して良かった。
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黒猫娘。(プロフ) - 秋華さん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます。そう言って頂けてとても嬉しいです！更新頑張りますね！！！ (2017年8月7日 18時) (
レス) id: 36f0080ce5 (このIDを非表示/違反報告)
秋華(プロフ) - この作品は、今まで読んだ中で、一番感動して泣いたと思います。 続編も頑張ってください (2017年8月2日 1時) (レス) id: 5237a5a8ea (このIDを非表示/違反報告)
黒猫娘。(プロフ) - くりふわさん» 楽しみにしててくださあああい！！？ (2017年6月11日 21時) (レス) id: 36f0080ce5 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫娘。(プロフ) - 豆乳珈琲さん» 豆乳先輩。。。(´・ω・｀)ずっとついていくっす(//∇//) (2017年6月11日 21時) (レス) id: 36f0080ce5 (このIDを非表示/違反報告)
豆乳珈琲(プロフ) - ぅぁぁああ！めっちゃ面白かった！ハマってついついこんな時間まで読み漁ってしまったww(現在時刻0:45)ありがとう！← (2017年5月27日 0時) (レス) id: b281903062 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫娘。 | 作成日時：2017年2月4日 23時
