#26 理由 ページ27
ともside
『…さようなら。』
「バイバイ」
ｶﾞﾁｬ…
行ってしまった。
「う…ぁ……っ」
Aが居なくなったと同時に涙が頬を伝う
「A…A…っ」
何度、君の名前を呼んだって
もう二度と君が隣で笑ってくれることはないのだろう
気が狂いそうだ。
こんなに好きで愛してて。
それなのに“嫌い“なんてウソを吐かなければならないのだろうか
ﾋﾟﾛﾝ…
「ぁ……先輩……」
それも全部、この人のせい。
桜井»赤西くん、彼女と別れたみたいだね
これで私のモノだね。
「…」
あぁ、あのとき先輩となんて出掛けなかったら良かったのに______
「先輩、今日はありがとうございました。」
「ううん、楽しかった。」
あの日俺は、Aにプレゼントを買うために先輩と出掛けた
「あ、A。」
解散する場所でAの姿が見えた
俺は普通にAの名前を呼んだんだ
「あぁ、彼女さん？」
「はい!!じゃあ……」
俺が帰ろうとすると先輩に腕を捕まれて
「っ…!?先輩？」
無理矢理キスされた
「ねぇ?あんな子より私にしなよ。」
「は?先輩…なに言って…」
どうやら先輩は大学の頃から俺のことが好きだったらしい
でも自分が告白するのは嫌だったらしく俺が告白するのを待ってたけど
俺が告白しなくてそのあとに俺とAが付き合ったのを知って近づいたらしい
「あんな女より私の方が可愛いし」
いやごめん、Aの方が10000倍可愛い。←
「だから私にしなよ。」
「…嫌です。」
俺、Aのこと好きだし!!!!!
「へぇ…断るんだ。」
「…!?」
先輩は俺の耳元でこう言った
「あんな子、一人殺.るぐらい私にはどーってことないのよ？」
そう囁かれた。
Aに危険が及ぶのは絶対に嫌だから
俺は自分を押し殺.して、先輩の操り人形になった
「会いたい」そう言われたら会いに行き
「好きだよ」そう言われれば「俺も」と言った
あぁ、こんなことなら消えた方がいいのに。
今の俺にはそれも許されない。
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黒猫娘。(プロフ) - 秋華さん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます。そう言って頂けてとても嬉しいです！更新頑張りますね！！！ (2017年8月7日 18時) (
レス) id: 36f0080ce5 (このIDを非表示/違反報告)
秋華(プロフ) - この作品は、今まで読んだ中で、一番感動して泣いたと思います。 続編も頑張ってください (2017年8月2日 1時) (レス) id: 5237a5a8ea (このIDを非表示/違反報告)
黒猫娘。(プロフ) - くりふわさん» 楽しみにしててくださあああい！！？ (2017年6月11日 21時) (レス) id: 36f0080ce5 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫娘。(プロフ) - 豆乳珈琲さん» 豆乳先輩。。。(´・ω・｀)ずっとついていくっす(//∇//) (2017年6月11日 21時) (レス) id: 36f0080ce5 (このIDを非表示/違反報告)
豆乳珈琲(プロフ) - ぅぁぁああ！めっちゃ面白かった！ハマってついついこんな時間まで読み漁ってしまったww(現在時刻0:45)ありがとう！← (2017年5月27日 0時) (レス) id: b281903062 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫娘。 | 作成日時：2017年2月4日 23時
