#17 ヒトリゴト ページ18
ともside
『あ、ご飯買いにいかないと。』
冷蔵庫を開けながらAがそう呟いた
「あれ、一昨日買いに行ったばっかじゃない?」
『実写動画でほぼ使ってたよ？』
「あ。」
「もー」なんていいながら、出かける準備をするA
「俺もついてくー」
『え、編集は終わったの?』
「終わった、終わった。」
本当は終わってない((
『いってきまーす』
「いってきまーす」
そういって家から出る
外は薄暗くて、肌寒かった。
『とも』
「んーなに?」
『手、繋ごう?』
「ふふっ、いいよ。」
可愛いなぁ…
数十分後…
「今日はなに作ってくれるの?」
『んーなに食べたい？』
「Aが作った料理なら何でもいいけど…
ハンバーグかな。」
『ハンバーグか、分かった。』
こんな何気ない会話さえも愛おしいそう思ってしまう
『お会計するから外で待ってて』
「はーい」
ｳｨｰﾝ…
「うぅ…寒っ」
あれ、もう3月だよね?
手を擦りながらAを待っていると
「あれ、また会ったね」
後ろから聞き覚えのある声がした
「あ、桜井先輩」
「久しぶり〜なにしてるの？」
「彼女を待ってるんです」
仕事の帰りだろうか、結構な荷物を持っている
「赤西くんって彼女居たんだ」
「居ますよー」
「ねぇ、もしよかったら今度一緒に…」
『とも…?』
先輩がなにかいいかけたところでAが来た
「あ、A。」
『誰？その人』
不思議そうにこちらを見てくる
「大学の先輩〜」
『そうなんだ。』
「貴方が彼女さん?」
桜井先輩が優しそうに喋りかけてくれるが
『あ…の…(´・ω・;)』
俺の後ろに隠れて、怯えて(?)いる
「ごめんなさい、初対面が苦手で…」
「そうなんだ…ごめんね」
『と、とも行こう…』
俺の裾を引っ張りながら涙目で訴えてくる
「先輩、また今度遊びましょう!w」
手を振りながら、家の方向に歩いていく
「うん、またね!!」
先輩も手を振り替えしてくれる
でも俺は___________
「赤西くんって彼女、いたんだ。
ふふっ、_____奪うの楽しみ。」
先輩がこんな独り言を呟いていたことを知らなかった
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黒猫娘。(プロフ) - 秋華さん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます。そう言って頂けてとても嬉しいです！更新頑張りますね！！！ (2017年8月7日 18時) (
レス) id: 36f0080ce5 (このIDを非表示/違反報告)
秋華(プロフ) - この作品は、今まで読んだ中で、一番感動して泣いたと思います。 続編も頑張ってください (2017年8月2日 1時) (レス) id: 5237a5a8ea (このIDを非表示/違反報告)
黒猫娘。(プロフ) - くりふわさん» 楽しみにしててくださあああい！！？ (2017年6月11日 21時) (レス) id: 36f0080ce5 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫娘。(プロフ) - 豆乳珈琲さん» 豆乳先輩。。。(´・ω・｀)ずっとついていくっす(//∇//) (2017年6月11日 21時) (レス) id: 36f0080ce5 (このIDを非表示/違反報告)
豆乳珈琲(プロフ) - ぅぁぁああ！めっちゃ面白かった！ハマってついついこんな時間まで読み漁ってしまったww(現在時刻0:45)ありがとう！← (2017年5月27日 0時) (レス) id: b281903062 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫娘。 | 作成日時：2017年2月4日 23時
