迷子になったら、魔王の補佐官 ~ご飯で世界を救う~ (ページ8)

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ご飯だあああ!!! ページ8

『あ、こっちが、ルフェの分で、こっちが魔王様の分でー、こっちがラクの分だよー』

｢ﾎﾞﾌﾝ｣と魔王は人間の姿になり、羽根はなくななった

｢｢じゅるり…いただきまーす!!｣｣

｢なにこれ、うめえ!!｣

｢…おいしい｣

｢うっまああああああ!!!!｣

｢｢おかわり!!!｣｣

『四人共、おかわりはいいけど、後ろの皆はよくないよ…？』

｢じゃあ、Aのを魔法で、複製したら?｣

あ、なるほど。

魔法に頼るという、考えがあったか。

((でも、さすがに食べかけあげるはアレだから、食べたところ避けて、半分に切ってっと…

複製するイメージして『複製…』と唱える

そして…

｢ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ｣と音をたて、たくさん半分に切られた、蓮根入りじゃがいも(半分切り)が複製され、皆に分ける

『はーい、どうぞー。どうぞー』

『貰ってない人いるー?』

｢｢いませーーん!!｣｣

『皆、嘘ついたでしょ。』

｢あ…あの…僕…貰ってない…｣

『はい、どうぞ。』

『では、』

｢｢いっただきまーす!!｣｣

｢なにこれうっまあああああ!!!｣と声がたくさん聞こえてきた

『お粗末様』

｢ねえねえ、補佐官にならない？｣

『自分でよければ』

よく分からなかったが、補佐官という響で回りが｢なったほうがいいよ～｣という、空気があったのだ。
仕方ない