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ポンジュースと絵 ページ49

サヤside

ポンジュースが入ったコップが2つテーブルに並ぶその光景が何処か懐かしく感じてそれを見て思わず笑みが溢れた。
玄師くんがまさかずっと聴いていたあのハチさんだったなんて知らなかったな。

niconicoで何処か見覚えのある絵に惹かれてハチさんの曲を聴き始めた。
見覚えがあると思ったのは多分あの頃の玄師くんの絵に似ていたからだろう。
それで名前を彼のお姉ちゃんの見ていた漫画から取ったのかと気づき納得した。


玄師「どうしたの?」

サヤ「なんか、懐かしいなって思ってね」

玄師「何それ」

サヤ「こんな風に2人でポンジュース飲みながら話してたなって思って」

そう言うと玄師くんは思い出したように目を見開き可笑しそうに笑った。
私もそれにつられて笑うと彼はそれを見て何処か嬉しそうな顔をしていた。


玄師「ねぇサヤ、久しぶりに一緒に絵でも描いてみない?」

サヤ「うん、いいよ。あ、またあの頃みたいに秘密で描こうよ」

玄師「秘密で?…分かった」

そう言うと玄師くんは少し考える仕草をして紙に描き始めた。
私もそれをチラッと見てあの頃何を描いたのか思い出した。

…そうだ。秘密基地にいる2人を描いたんだ。
玄師くんは…
それならお返ししないとね。
2人がピースサインをして笑っている絵。

そう思いながら紙に描き始めた。
これを見た玄師くんはどんな顔をするんだろう。
覚えていてくれるといいな。
絵の上手さなんて決して玄師くんには敵わないけど届くといいな。


サヤ「…玄師くんは何を描いてるのかな」

きっとそう呟いた私に彼は気づいていないだろうな。なんて。
こうやってまた2人で絵を描ける日が来るなんてという喜びと楽しいなと思う感情で自然と口角が上がった。

続編という名の移行します!→←自宅にて



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Tomo(*´∀`)(プロフ) - 現代に戻ります (2018年5月15日 17時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - そろそろ終盤に差し掛かってきた (2018年5月14日 18時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - 打上花火ですね。 (2018年5月13日 12時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - 久しぶりです。昨日からまた書き始めました。良かったらコメントお願いします。励みになります。 (2018年5月13日 11時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - 打上花火を少し重ねています (2018年3月17日 9時) (レス) id: 13f8a09a65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Tomo(*´∀`) | 作成日時:2017年6月8日 18時

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