理由14 ページ18
サヤsaid
インターフォンを押したと同時に勢いよく足音が聞こえてきた。
しかも二つだ。
サヤ&玄師母「「二人とも何処に言ってたの?!心配したわ!!!」」
サヤ&玄師「「ご、ごめんなさい!!」」
やはり親も子もなんか似たもの同士だ。
母親が同じ事を同時に言うし、私と玄師くんも同じタイミングで謝った。
物凄く可笑しな光景だ。
サヤ母「二人とも無事で良かった」
玄師母「そうね。無事で良かったわ」
サヤ「お、怒ってないの?」
玄師「黙って家を空けてたのに」
二人とも怒っていないようだった。
私と玄師くんは顔を見合わせて首を傾げた。
お互い不思議そうな顔をしていて笑えてくる。
サヤ母「怒るも何も心配したわよ」
玄師母「そうよ?二人揃って消えちゃうんですもの」
サヤ「…ううっ二人とも勝手に出て行っちゃってごめんなさい」
玄師「…サヤ、泣かないで?僕にも責任あるから」
二人とも心配していたのだと知って涙が出た。
玄師くんは私の頭を撫でてくれている。
そんな玄師くんの手は少し震えていた。
もしかして…玄師くんも泣いてる?
サヤ母「玄師くんありがとね。サヤの事を追ってくれて」
玄師「え?」
玄師母「そうよ?良くやったわ。流石私の子よ」
二人に褒められて少し動揺気味の玄師くん。
なんか、ぎこちなくて可愛らしいと思ってしまった。
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Tomo(*´∀`)(プロフ) - 現代に戻ります (2018年5月15日 17時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - そろそろ終盤に差し掛かってきた (2018年5月14日 18時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - 打上花火ですね。 (2018年5月13日 12時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - 久しぶりです。昨日からまた書き始めました。良かったらコメントお願いします。励みになります。 (2018年5月13日 11時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - 打上花火を少し重ねています (2018年3月17日 9時) (レス) id: 13f8a09a65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tomo(*´∀`) | 作成日時:2017年6月8日 18時