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理由12 ページ16

サヤsaid


サヤ「ねぇ玄師くん」

玄師「ん?何?」

サヤ「私からも約束していい?」

私がそう言うと玄師くんは一つ間を置いて頷いた。
その目は私をしっかり見て吸い込まれてしまいそうになる。


サヤ「…私が、もし明日居なくなったとしても忘れないで私を信じて待っていてくれますか?」

玄師「…待ってるよ。というか探し続けるよきっと。サヤのことを」

そして、玄師くんは言葉を続けた。
それは一つ一つ私の心にしっかりと入ってきて愛おしくて切なくて暖かかった。


玄師「信じるって言葉あんまり好きじゃないけどそれでもサヤの事をなかったことになんて出来ないんだ。だからこそ信じるんじゃないかな」

サヤ「…私も玄師くんの事を忘れないよ」

玄師「…え?」

サヤ「何でもないよ!聞いてみただけ」

玄師は珍しく目を見開いて驚いていたが少しだけ困った様に笑った。
信じるという言葉があまり好きじゃないというのは少しだけど分かる気がする。


信じるというのはどういう事かとか哲学的な事は子供の私には分からない。
でも、信じるって信じていたいから信じるんじゃないかなとか、疑うから信じるとかそう言うものなんじゃないかな?


答えは一つじゃないけど玄師くんなりにあるんじゃないかな?
でも…それでも待ってると言ってくれたその言葉を私は………信じてもいいですか?


そして、お互いに顔を見合って指切りをした。

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Tomo(*´∀`)(プロフ) - 現代に戻ります (2018年5月15日 17時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - そろそろ終盤に差し掛かってきた (2018年5月14日 18時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - 打上花火ですね。 (2018年5月13日 12時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - 久しぶりです。昨日からまた書き始めました。良かったらコメントお願いします。励みになります。 (2018年5月13日 11時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - 打上花火を少し重ねています (2018年3月17日 9時) (レス) id: 13f8a09a65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Tomo(*´∀`) | 作成日時:2017年6月8日 18時

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