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28. 迷子 ページ4









「2名様が、地獄の扉を開けまーす♪」




A「Σ!?」






恐ろしい掛け声だなおい。






…はい、というわけでお化け屋敷です!!



いやー、私もこういうのは苦手だけどね、ついつい行きたくなっちゃうんだよね。






財前「…なぁ、ホンマに行くん?」



A「もちろん」





なんだか光くんの声が震えてるような気が…。



なんて思いながらお化け屋敷の扉を開けて中に入った。







―――――
―――





A「…暗いなー」



雰囲気のあるBGMも流れてるし。






ギュッ






A「…ん?」





突然私の制服の裾が引っ張られた。





財前「A…、もういやや」


A「…プッw」





まさか光くん?


こんな弱ってる姿滅多にないよwレアだよ!!




普通は立場が逆になるハズだけど、これも面白いかも。
















バッ

「リア充がぁぁあああぁぁ!!!(泣」




A「ぎゃあぁぁぁ!!!」





するといきなり掃除用具が入っているロッカーから、包帯を巻いたお化け役が出てきた。



それもいきなりのことだったから、
私は思わず全力ダッシュしてしまった。


















―――光くんを置いていったことにも気付かずに。
















――――
――







A「はぁっ、はぁ…っ」




ここまでくればもう…。






グニュッ





A「…へっ?」






…なんか柔らかいものを踏んだ。




恐る恐る足元を見てみると、





A「め、目玉ぁぁああ!!!???」





そこには潰れた目玉が。






A「ひ、光くん…っ」





助けて…。












A「…あ、れ?」





光くんは?


さっきまで私の裾を掴んでたのに…。





…まさか、置いてきちゃった?





A「…どうしよ…っ」




なんだか急に不安になってきた。


このお化け屋敷は、そんな単純なルートじゃなくて
行き止まりとかあるから…簡単には出られない。




だから混んでたんだろうな。









「…さん、…お客さん」




A「ひっ…(怯」





な、なに?





「大丈夫ですか?…なんなら出口まで連れて行きますけど」





そこには目が飛び出たお化け役の男の子がいた。


…怖くない。てか優しい。





A「…」




どうしようかな。


でも中で光くんを探すより、外で待ってた方がいいのかも。





A「…じゃあ、お願いします」





そういって私は男の子について行った。




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続きィィィィィィいい!!! - 続きが気になる〜〜〜〜〜! (2016年6月13日 20時) (レス) id: a64c18af38 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 財前光めっちゃかっこいいです!続き待ってます! (2015年1月11日 1時) (レス) id: c5f5dd3c37 (このIDを非表示/違反報告)
八福神(プロフ) - 財前がかっこええっすわ////続き楽しみにしとります(≧∇≦) (2014年7月30日 19時) (レス) id: 5a77048686 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き♪続き♪ (2014年7月14日 11時) (レス) id: ddb5a2b69e (このIDを非表示/違反報告)
@みゆりーた - 続きー(`^)- (2014年6月7日 22時) (レス) id: 2da490bdf3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時計屋 | 作成日時:2014年1月25日 22時

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